人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

仕事の密度について思う事

こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

仕事の密度

コロナの後、リモートワークが増えるなどして、働き方もだいぶ変わってきました。
 
いつでもすぐにWeb会議ができますし、デジタルを駆使すれば世界中と一瞬でつながり、同時に仕事ができます。
 
AIを駆使すれば、あっという間に成果物が生成されるので、次の仕事にも一瞬で移れます。
 
このような便利で激しく生産性の高い状況により、単位時間当たりの仕事の密度は、とんでもなく高くなってきています。
 
別に悪いところは何もないようにも思いますが、ちょっと注意が必要なのではないかと思う点があります。

働き過ぎを意識する

ここまで仕事の密度が高いと、それに合わせたスピードと生産性で仕事をすることになるので、気を抜く暇がなく、働き過ぎに気付けなくなると思っています。
 
例えば、昔は書類を持っていって担当者を待って渡すだけとか、遠くにいる顧客との面会で電車に乗ったりしていたと思います。
 
このような仕事であれば、担当者をぽんやり待っている間に少し息抜きの時間が自然と生まれますし、必要なことなのでそれに対して何の罪悪感もありません。
 
こうした仕事は、今だとメールで一瞬で済んだり、Web会議で移動ゼロでできてしまいます。
 
このように、今は仕事の合間にある息抜き時間が極端に小さいという事を認識した方が良いと思います。

意識的に休む

私たちは30年前の人よりも明らかに働き過ぎだと思います。
 
日本人は生産性が低いとよく言われますが、昔と比べたらとんでもなく高いです。
 
生産性が上がるたびに、それに合わせて生産性を上げるという無間地獄は、明らかにワークライフバランスをくずしているように思います。
 
人間らしい気持ちを思い出すためには、きっともっと意識的に休む必要があると思っています。
 
手を抜くというわけではなく、気を抜く瞬間をもう少し持っておいた方が、気分よく過ごせるでしょう。
 

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