こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
自分の中の常識
社会や組織の中に長くいると、その中だけで通用するような常識というのが自分の中に出来上がってきます。
例えば、役職の扱い方や、上の人の呼び方などは、企業それぞれの特徴が出るところかと思います。
他人がこういった常識から外れると、気分が悪いですし、正してあげたいと思うものです。
しかし、こうした常識は、自分が所属するところ以外だと全く変わることもあります。
例えば、海外の企業では、たとえ上司であっても、かなりくだけて話す国もあります。
こうした常識とは、どのように付き合うのが良いのでしょうか。
自分の常識を疑う
自分の常識は、ある特定の範囲にしか通用しないということを強く認識しておきます。
そして、他の社会や組織にも、それぞれ異なる常識が存在することを忘れないようにします。
自分の常識も、他の常識も、ある程度尊重していくほうが、摩擦が少なくなって良いです。
自分の常識と大きく異なるものを目にしても、すぐに正そうとせずに、話を聞くようにします。
何か相手が助言を求めてこない限りは、何も反応しないようにするほうが良いでしょう。
正しさの押し付け
常識は、外から見ればとんでもなくおかしな話でも、自分の中では、激しく正しく見えてしまうのが恐ろしいところです。
自分の常識は、他人に押し付けるようなものではありません。
これはたとえ自分が上の立場でもそうです。
時々大上段から当たり前のように自分の常識を前提とした話をする人がいますが、印象を悪くするだけで、あまり効果はありません。
相手が助言を求めていない限り、相手は聞く体制になっていないことが多いので、大抵何を言っても無駄だからです。
同じ組織の中でも、持っている常識は、バックグラウンドによって微妙に異なることも忘れないようにしましょう。
これからも、常識は人によって違うということを忘れないでいるようにしたいと思います。
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