人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

人を説得する時

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

人を説得する時

人から何かの件で同意を得るためには相手を説得する必要があります。

 

同意を得たいことに関する背景をきちんと説明して、それに対して相手にどのような利益があるかというのを説明する必要があります。

 

組織で取り組んでいることに対して同意を得たい場合、本来は組織の利益について説明すると思います。

 

しかし、心の中でどうしても自分の都合が最優先になってしまうことがあります。

 

このような場面で相手の同意を得るために、気を付けなければいけないポイントはないでしょうか。

相手の利益についても語る

自分の利益や組織の利益も大切ですが、それに加えて相手に利益があることについても語るようにします。

 

仕事であれば、組織のゴール自体が相手の利益になる場合もありますが、ほとんどの場合は個別に用意した方が良いです。

 

例えばあるプロジェクトの同意を得る場合、そのプロジェクトが進めば、もちろん自分としても成績が上がりますし、組織もゴールに近づくことができるようになります。

 

これに加えて相手にとって、どのような利益があるかを説明するようにします。

 

例えばこのプロジェクトがうまくいけば、相手が取り組んでいることに対してもやりやすくなるようなメリットがあるなどの説明をするようにします。

 

話を聞いているほうは、どうしても自分はどうなのかというところに興味があると思います。

 

相手の利益についても説明することで、この問いに対する答えを相手に提供することができます。

 

説得する相手も自分に利益があるのであれば同意をしやすいと思います。

三位一体で考える

相手の同意を得る場合は、なるべく自分と組織に加えて、相手の利益についても考えるようにします。

 

自分と組織、それに加えて相手という三位一体で考えることによって、より同意を得やすくなります。

 

組織の中で働いていると、どうしても自分と組織だけのことを考えてしまいがちです。

 

これに加えて相手のことも考えることによって 、win-win の関係を構築することが可能となり、より説得がスムーズに進むようになります。

 

これからも相手の利益を考えることを忘れないようにして、説得に臨みたいと思います。