本当の能力
仕事をしていると「この人は本当に能力があるなぁ」と思ってしまう人に出会うことがあります。
そうした人は、スマートに仕事をこなして、とても素晴らしい成果を上げてくるので、いつも感心して見ています。
一方で、すごい経歴で鳴り物入りで入社して、最初から飛ばして行動してくる人でも、意外と成果が出ずにあっさりいなくなったりする人もいます。
有名な企業で働いていたり、MBAや資格なども持っているキラキラ経歴もあるのに、「あれ? なんで?」と、疑問に思ってしまいます。
この違いをたくさん見てきて、いつも思っていることがあります。
苦労した経験が能力の源泉
今まで見てきた中で、本当に能力の高い人達は、苦労した経験がかなりあるように思います。
苦労したということは、失敗やトラブルを多く経験しているということです。
こうした失敗やトラブルへの対応では、その人の本当の能力に加えて、性格や対人スキルなども含めた総合的な人間力が試されます。
大抵は想定外なものなので、美しく対応することは期待できず、それこそ駆けずり回って対応し、無様な状態を経験していることでしょう。
しかし、こうした苦労した経験は、実際の現場で通用する生きた能力につながっているように思います。
すごい人の共通点
自分がすごいなと思っている人は、だいたいなんらかのひどい目にあっているように思います。
私の中では、「苦労した経験を本当に楽しそうに笑って話している人はだいたい優秀」という規則性を見出しています。
トラブルばかりだと気が滅入るので、だんだんと性格が歪んできそうな気もしますが、「この苦労がきっと次につながる」と、信じることができれば、頑張れるのかもしれません。
これからあとどれくらいこうした苦労した経験を積めるかわかりませんが、これからも、機会があれば全力で駆けずり回って対応していきたいと思います。
↓ 応援クリックよろしくお願いします!