人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

すぐ終わる何でもないことからやる

こんにちは、しんごです。

人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

すぐ終わること

何かのタスクに取り組む場合、最も主要な事から手を付けたくなるものです。

 

例えば、レポートやスライドの本文などが最も主要なものになるでしょう。

 

これに対して主要ではない事と言えば、レポートのページ設定や、スライドのフォントなどかもしれません。

 

これらは、やろうと思えばすぐに終わるような作業ですが、とにかく主要部分の方を早く進めたいのでそちらに取り掛かります。

 

おかげで主要な部分はどんどん進んで終わりに近づいていきますが、最終的に先程のような「主要ではない箇所」の作業を終えない限り完成させることはできません。

 

このような主要でない箇所は後でやろうと思っていても、作業が終盤になってくると、考える気力も作業をする体力も衰えてきて、なかなか手を付けることができなってきます。

 

それらの箇所は、主要ではないものの、やらないと完成しない作業であるため、これがボトルネックとなり、作業が遅れてしまったりすることがあります。

 

こうしたことを防ぐには、どうしたらよいでしょうか。

すぐ終わる方を先にやる

主要な部分の作業に入る前に、すぐ終わる何でもない作業の方を先に片付けてしまいます。

 

やる順番は、「頭を使わないこと」からやっていくようにします。

 

先程の例で、スライドのフォーマット変更など、やり方さえ知っていれば、さほど頭を使う作業ではありません。

 

主要な作業に取り掛かる前なので、体力は有り余っていますし、すぐ終わる簡単な作業なので、頭のリソース消費も少なく済み、主要な作業をするための力も温存することができます。

 

一通りこうした周辺の作業を終了してから、主要な作業に取り掛かるようにします。

 

こうすることで、作業が終わりかかってヘトヘトに疲れていても、既に細かいどうでもよい作業は終了しているので、最後まで主要部分の作業にパワーを振り分けることができるようになります。

主要部分の作業を我慢する

人は普通に作業をしようとすると、大体主要部分の作業からやろうとします。

 

これは、細かい作業について、「すぐ終わるから後にしよう」というよりも、「すぐ終わるから気にしていない」というほうが多いかもしれません。

 

主要部分の作業が終わった後に、こうした取るに足らない単調な作業をやろうという気には、なかなかならないものです。

 

そんなつまらないことで、作業全体が完了しないというのも、また悲しいことです。

 

こうした事にならないためには、まず主要部分の作業に取り掛かるのを我慢することが大事です。

 

これからも、すぐ終わる簡単な作業から終わらせてから、主要部分の作業に取り掛かりたいと思います。

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