自分の健康に興味を持つということ
自分の健康状態に興味を持つ機会というのは、どのタイミングでしょうか?
おそらく1年に一度の健康診断の時か、風邪などで体調が悪くなった時だと思います。
私も健康診断の結果をみて、愕然として、焦って生活習慣変えなければと思ったことがあります。また、特定保健指導などを受けたこともあります。
しかし、いずれもしばらく経つとそのことを忘れてしまいました。
私の場合のきっかけは、健康診断のスクリーニングで、心臓のCT検査を受けたことでした。
心電図に異常の傾向があるということで受けたのですが、これがなかなか精神的にこたえました。
心臓は動いているので薬で動きを遅くしたり、血管の状態を撮影するために造影剤を体内に注入したりします。
検査自体はすんなり終わって、結果も問題はなかったのですが、何か大きな病気があったらどうしようという不安はとんでもなく大きかったのを記憶しています。
この出来事をきっかけに自分の健康をもう少し意識しようと思いました。
自分の体調を把握する
家庭においても、簡単な測定機器を使うことで自分の体調を把握することができます。
自分の体調を普段から把握することで、異常があった時にいち早く気付くことができるというメリットもあります。
これに加えて、大きなメリットとしては、
「体調を維持したいため、健康に悪いことを避けるようになる」
ということです。
自分の体調を把握するメリットとして、これが一番大きいように思います。
測定しているものには、次のようなものがあります。
体温計
一番手軽な体温計は、毎朝使用します。
コロナウイルスの感染でも、発症する場合はまず発熱がありますので、体温を測ることで異常をいち早く見つけることができます。
毎日測定することで、自分の普段の体温も把握することができますので、微熱などにも気付くことができるようになります。
体組成計
体組成計も毎日食事をする前に使います。
体重や体脂肪率が測定できるので、適正な値に近づけるモチベーションがあがります。
スマホのアプリと連携しているので、傾向を掴むことができます。
直近で甘いものを食べたり、食べ過ぎたりすると、本当にすぐに体重に現れてくるので、食習慣をいち早く改善できますし、暴飲暴食を避けるモチベーションが上がります。
血圧計
血圧計は、毎日朝と夜寝る前に測定します。
血圧を測定することで、高血圧になりたくないというモチベーションがでてきます。
毎日測定することで、自分の平均的な血圧を把握できるということは大きいです。これを基準に体調変化を見ることができるようになります。
私の場合、前の日に深酒などすると、血圧はすぐに上がります。疲労が溜まっていたり、寝不足、ストレスなどでも血圧は変化します。
酸素濃度・パルスオキシメーター
コロナの症状で肺炎を起こすというものがあります。
肺炎を起こすと肺の機能が低下するため、血中の酸素濃度が低下すると言われています。パルスオキシメーターは、指を測定器に挟むだけで簡単に血中の酸素濃度を測定できる機器です。
私の場合、風邪のような症状が出た場合に使用できるようにしていますので、こちらについては毎日は使用していません。
しかし、スマートウォッチにこの機能が搭載されているので、こちらについては、ほぼ毎日測定するようにしています。
歩数計
歩数計を使用して、毎日何歩歩いたかを測定しています。
私の場合は、スマホと連動するスマートウォッチを使用しています。数千円の安いものでも十分使えるのでこちらを使用しています。
スマホでも測定できますが、歩数計の場合は、かならずいつも身体に身に着けている必要があります。色々試した中では、この時計タイプが一番良いと思っています。
目標の歩数を決めて、毎日その歩数に到達するようにすることで、運動不足を軽減することができるようになります。
健康管理で健康になる
毎日測定をすることで、健康になろうと努力する意志が生まれてくるように思います。この意志は、測定を始める前になかったものだと思います。
コロナの関係で自分の体調の変化をいち早く知りたいと思うようにもなりました。
これからもこれを継続して、最も重要な資産である自分の健康を維持していきたいと思います。