人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

省令などの文章を見ていて思ってしまった事

こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

法律系の文章

仕事などで、省令関係などの法律系の文章を読む機会があるという人がいると思います。
 
私もそこまで頻繁ではないですが、こうした文章に関わることがあります。
 
私は法律の専門家ではないので、難解な専門用語などはわからないのですが、一応日本語は読めるので、書いている言葉は理解できます。
 
しかし、たとえ言葉が理解できたとしても、全く、さっぱり一ミリも意味が入ってこない文章というのに遭遇してしまうことがあります。
 
こうした文章を読んでいて、思ったことがあります。

意図を書いたほうが良い

法律系の文章を書く時に、補足でも良いので、その文章を書いた意図を書いてもらうと良いのではと思います。
 
例えば、法律に基づいた省令などで書かれている文章であれば、必ずその条項を記載した意図があるはずなので、そのことについて補足してもらいます。
 
もちろん条項自体はしっかり残してよいので、補足資料を付けるイメージです。

 

例えば、次のような文章があったとします。

 

「第1条第九号から第十号イまで又は本項第九号のいずれかに該当するものを設計し、又は改造したものであって、次の(イ)から(ハ)に該当するものは除く」

 

私はこういう入れ子になっている文章が苦手なので、下記のように意図を書いてくれた方がいくらか分かりやすいのではと考えてしまうのです。

 

「○○の用途で使用できる○○ではないことを確認してほしい」

 

上記に加えて、「○○の用途」の定義を書いておけば済むのではないかと思ってしまうのです。

 

このように、「色々書いちゃっているけど、こういう意図があるから、結局一言で言うとこうだよ」という感じで書いておいてくれると、意図が分かるので、自分の状況と照らし合わせやすくなると思います。

 

作っていらっしゃる方々も、これでは分かりにくいだろうと、一生懸命説明文を入れたりしてくれているのですが、意図がわからないところに、さらに情報が上乗せされるので、余計に混乱してしまいます。

 

なるべくシンプルにしたものを付けるだけでも、充分分かりやすくなるかと思いました。

文章のゴール

言葉や文章というのは、自分以外の相手に、なるべく自分の意図を正確に伝えることがゴールだと思っています。

 

なぜなら、意図が伝わらない文章は、あってもなくても同じだからです。

 

そういう意味だと、このような省令で使われている文章というのは、とりあえずゴールが違うのかなと思ってしまいます。

 

分かってもらうというよりは、どちらかというと、なるべく問題にならないように書いているということなのでしょう。

 

しかし、これを読んで何かしなきゃいけない人たちにとっては、残念ながら普通に意地悪されているような感覚を持ってしまいます。

 

きっと、こうなってしまうのは、私には理解できない深い事情があると思いますので、当面は合わせる方向で頑張っていきたいと思います。

 

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