人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

人生における目標について考える時のヒント

こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

人生の目標

自分の人生を通して、達成したい目標を持っているという人がいると思います。

 

もしくは、そうした大きな目標を持っていたほうが良いと考えている人もいるかもしれません。

 

例えば、資産をこれだけ持ちたいとか、難関資格を取って活躍したいなど、目標というのは様々でしょう。

 

目標は、大きくて具体的な方が良いと書いている本などもあったように思いますので、そういうものを読んで、大きな目標を立てて突き進んでいる人もいるかもしれません。

 

このような目標を立てる時に、一度考えてみて欲しいことがあります。

価値観をゴールにする

目標は立てても良いですが、それを最終的なゴールにせず、価値観をゴールに設定します。

 

「価値観」とは、自分が人生を通して、大事にしていることです。

 

例えば、「人を感動させる」、「家族を大事にする」などを価値観として持ち、それをゴールにします。

 

なぜ価値観をゴールにするかというと、目標は達成するとなくなってしまい、次の目標を設定する必要がありますが、価値観は達成するということがないためです。

 

具体的な目標は、自分の持つ価値観に向かう途中にある通過点のようなものとしてとらえます。

 

例えば、

「人に貢献する」という価値観がゴールであれば、

 

目標は、

「1年で4回ボランティアに参加する」

「街の清掃に、週一回参加する」

「何か人の役に立つ資格を取る」

 

といったかたちになるでしょう。

 

これにより、各目標を達成しても、次の通過点としての目標を設定できますし、ずっと方向性としては自分の価値観に向かっていますので、ブレたり、間違ったりすることがなくなります。

燃え尽きなくなる

私は昔、大きな目標を持って、それをゴールにして生きるのが正しいと思っていました。


大きな目標を立てて努力し、ある時その目標をやっとの思いで達成したことがありました。

 

しかし、なんと、達成したときに少ししかうれしくなかったのです。

 

なんなら人生が終わったような気がして、脱力し、悲しくなりました。


目標をゴールにすると、達成した時、本当に何もなくなります。

 

なぜこんなことが起こったのかを考えると、私は具体的な目標をゴールとしていて、それが達成できればこの上ない幸せが待っていると思い込んでいたのです。

 

今思えば、当時は、「ゴールは価値観であって、目標はゴールへ向かう通過」という考えではなかったため、このような失望感に襲われたのでしょう。

 

価値観は、達成する「項目」ではなく、「方向性」なので、達成しても失うということはありません。

 

価値観に向かうための目標は、毎年でも毎月でも、様々なものがいくつあっても大丈夫です。

 

これからも、自分の価値観に向かって、たくさんの目標を達成していきたいと思います。

 

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