人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

要求を拒否された時の動きについて

こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

要求の拒否

仕事などの交渉で、こちらからしていた要求が、相手側に拒否されてしまう事があると思います。
 
こちらとしても正当な理由があって出していた要求なので、それが断られてしまうと、とても残念な気分になるものです。
 
時には、一旦こちらの要求を受け入れたにもかかわらず、後から意見を変えて拒否してくることもあります。
 
このような場合、相手になるべく譲歩してもらい、自分の要求を受け入れてもらえるような方法を考えると思います。
 
このように譲歩してもらえるようにお願いする他に、何かもっと交渉がうまくいくようなヒントになるようなことはないのでしょうか。

一旦押し返してみる

相手が自分たちの要求を拒否してきたら、一旦こちらの言い分をもう一度言い直して、押し返してみるようにします。
 
具体的なやり方としては、鉄の心臓を持って、相手の言い分をある程度無視して、こちらの要求の正当性を強化した上で、もう一度要求をだすかたちです。
 
当然相手はあまり良い気分はしないので、もしかしたら感情的に反論してくる可能性もあります。
 
お互いの主張が食い違っているので、当然議論としては平行線になってしまいます。
 
しかし、この行動により、相手は単純に拒否しただけでは受け入れられないということを改めて認識します。
 
そして、もし改善する余裕があるのであれば、もう一度考え直してくれるようになることがあるのです。
 
最終的に、こちらが単純に拒否されたことを受け入れるよりは、良い条件得られる可能性が上がります。

やり過ぎない

今まで私のコミュニケーションの仕方としては、相手が拒否してきた部分をなるべく一旦受け止めて、そこから最低限譲歩して欲しいところを探るというやり方でした。
 
対応としてはわりと消極的で、こちらの条件は悪いままです。
 
しかし、ここで一旦相手の言い分を無視して、押し返すことによって、相手は、こちらの主張を無視している事を思い出すのです。
 
こうすると、相手も、「無視するのは少し気が引ける」という気分になるので、拒否したこと自体を少し考え直してくれるきっかけにはなるのかもしれません。
 
しかし、ここで押し返し過ぎたり、批判的な言葉を混ぜてしまうと、余計相手の態度が硬化してしまい、もっとひどい状況になる可能性もあります。
 
従ってこのやり方は、相手の出方を見つつ、うまくやらなければいけないということになります。
 
これからも相手に要求を拒否された時は、相手の出方をみつつ、状況的に問題なければ、一旦押し返してから様子を見てみたいと思います。

 

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