人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

チームの動きが硬直する原因

こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

良いチーム

チームをつくって仕事をする場合、チームを構成する人たちがある程度自由に動ける環境が必要になります。
 
まったくチームメンバーが動けなければ、仕事は進みませんし、チームを構成する人たちも、つまらない感じになります。
 
チームメンバーが動きやすい環境をいかに用意するかというのは、チームを率いるリーダーの仕事です。
 
リーダーがうまくリードしたり、メンバーが動きやすい環境をつくったり、手助けしたりすることができれば、チームの力は何倍にもなります。
 
しかし、リーダーが少し良くない動きをするだけで、途端にチームの動きが半減してしまう事があります。
 
こうしたチームの動きをある意味硬直させてしまう原因はなんでしょうか。

恐怖政治

リーダーがその権力に任せて、自らのオーダーを部下たちに強いるような恐怖政治になってしまうと、チームの動きは途端に硬直します。
 

リーダーが恐怖政治をやりだすと、部下たちはリーダーの顔色を皆で気にするようになるため、自分で判断することができなくなってしまい、動きが激しく鈍くなります。

 
自分で判断して動いていたものが、リーダーの逆鱗に触れると、厳しく糾弾されるため、下手に自分で判断できず、必ずリーダーの許可や賛同を得ようとします。
 
しかし、たとえそこで賛同を得ていたとしても、うまくいっていなければ、また厳しく糾弾されます。
 
これでは、自分で判断しても、しなくてもリスクとなり、皆失敗を恐れ、行動できる範囲がリーダーが気にしないレベルのものだけに限定されてしまい、動きの範囲が極端に小さくなっていきます。
 
このように動きが鈍くなり、動ける範囲が小さくなってくると、チームの動きは硬直し、ダイナミックな動きができなくなります。

チームの動きを硬直させるリーダー

このようにチームの動きを硬直させてしまうようなリーダーは、誰でも分かる事ですが、チームにとっては悪い影響しかなく、すぐさま辞めていただいたほうが皆幸せになれます。
 
よく、肩書や実績がすごそうな人がリーダーになったりしますが、そういう人が、チームをうまく動かせるかというと、それは全く違う話なことがあります。
 
もちろん、そういう人でも、その人単体ではすごいのかもしれないのですが、チームの動きを制限している時点で、組織にとってはガンでしかありません。
 
よくこうした動きをするリーダーは、自分がピンチになった時に、ボロがでるものです。
 
なかなかうまく事が進まないからといって、リーダーが部下を厳しく糾弾したり、部下たちの意志を丸無視したおかしなオーダーをしたりすると、明確な危険信号です。
 
これからも、チームの動きを硬直させてしまうリーダーにはなるべく近づかないようにしたいと思います。
 

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