こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。
組織の状態
企業でも団体でも、組織というものがあれば、その状態というのがあります。
健全に運営されているのであれば、問題ないですが、ひとたび問題がでてきたり、トップがダメだったりすると、だんだん衰退していきます。
こうした衰退は、外から見ているととても分かりづらいもので、中にいても意識しづらいところがあります。
外から見える姿は、ある程度装飾されていることがありますし、中にいると色々とバイアスがかかってしまうためです。
こうした見えづらい組織の衰退ですが、いくつかそれを知るためのサインというのがあると思っています。
組織が衰退しているサイン
日本の企業だとあまりないのかもしれませんが、外資企業などでは、組織が衰退してくると、優秀な人から静かに去っていきます。
何か別に不満があるわけでもないのですが、サラっといなくなっていきます。
あまりにも静かに去っていくので、気づいたころには、「あれ、あの人も、あの人もいない!」なんて状況になっていきます。
その状況で、また同じような優秀な人が入ってくれれば良いですが、どんなに優秀な人であっても、本格的にパフォーマンスを発揮するのにある程度の時間が必要になります。
この状態が何人も続くと、組織を支えきれなくなってきて、衰退がさらに加速します。
現状維持で手一杯になってくると、未来に対する投資ができなくなります。
投資ができないということは、成長する種をまくことができなので、それも原因の一つとなり、衰退が進むことになってきてしまいます。
衰えはある
どんな組織であっても、人で構成されている限り、衰えてくることがあります。
そうした場合は、適切なタイミングで人員が入れ替わるなどの新陳代謝が必要になります。
ある時これがあまりうまくいかなかったり、あまり良くないものが入り込んだりすると、組織は途端に衰退していきます。
逆に、うまく変わることができれば、組織が衰退から脱却できることもあるでしょう。
従って、うまく変われるかということが、組織の衰退を抑えるために大事なこととなります。
衰退する時には、色々なサインがでてくるので、これからも、こうしたサインを見逃さないように気を付けていきたいと思います。
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