欲しい回答
仕事などで、何か知りたいことがあって、それについて聞くために誰かの時間をもらう事があると思います。
「あの件って進捗ありましたか?」くらいの質問であれば、ちょっと相手に時間をもらって話を聞くくらいで良いと思います。
これが統計情報の内容や傾向などといった話である場合は、データに基づく話なので、ちらっと聞いてなんとかなる話とは少し違うように思います。
しかし、上の立場の人や、少しあわてんぼうの人というのは、相手が担当であれば、いつでも何でも分かるだろうと勘違いをしているのか、雑に質問してしまう場合があります。
こうなってしまうと、質問された方もぼんやりとした予想でしか答えられず、あまり有益な議論になり得ませんし、質問した側も満足いく回答が得られず、不満に思うでしょう。
本当に欲しい回答を得るためには、どういった点に気を付けたほうが良いでしょうか。
聞きたい内容を正確に伝える
誰かに質問して、自分が欲しい回答を得るためには、知りたい内容を正確に相手に伝える必要があります。
また、それを伝えた上で、準備する時間を提供したほうが良いです。
「欲しい回答が得られなかった」という人は、多くの場合、精度が低い質問をしていたり、相手に与える準備時間が少なかったりすることがあるので、注意が必要です。
例えば、ある数字の傾向が特定の月だけ大きい理由を知りたい場合、その場で聞いたとしても、なんとなく予想した不正確な回答を得てしまう場合があります。
ぼんやりとした質問には、ぼんやりとしか答えられません。
もし、事前に数字が大きくなったと思われる理由を三つ教えてほしいと伝えていれば、もう少し有益な判断や議論を行うことができるようになります。
このように、欲しい回答を得たい場合は、その正確性の分だけ事前に準備を行う事を忘れないようにしたいものです。
とりあえず話を聞くはNG
忙しい人や、人の話をあまり聞かない人、上の立場の人などに多いですが、とりあえずその場で聞いてみれば何とかなるというのは少し雑です。
もし本当に自分が知りたい情報が欲しいのであれば、質問の仕方もシンプルで明確でなければなりません。
何も準備する時間を相手に与えずに、細かい事を聞いても、準備ができていないので、ふわっとした答えしか返せないのは当たり前です。
質問された相手も、もう少し事前に知りたい内容を教えてくれれば、もっときちんと回答できたと残念な気持ちになってしまいます。
本当に欲しい答えがあるなら、その欲しいと思う分だけ、それを得るための準備に気を配る必要があります。
これからも、相手から欲しい情報があった場合は、きちんと相手に準備してもらえるように気を配っていきたいと思います。
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