歴史を学ぶ事
歴史を学ぶという事は、何となく大事だなと思うのですが、今一つ使いどころが分からないというのがあると思います。
何年にどこの誰が何をしたというのを覚えていると、何となく賢そうに見えますが、人も状況も変化するのだから今の状況では何の役にも立たないように見えるかもしれません。
しかし、同じような事は結構な頻度で繰り返すものなので、歴史の知識をうまく利用することで、もっと役に立つようにできるのではないかと、最近考えるようになりました。
歴史を使う
過去の出来事である歴史は、教養として学ぶのも良いのですが、どちらかというと、これからの未来のためにうまく使うようにしていくと良いと思っています。
例えば、コンピューターやネットワークの世界では、集中と分散を繰り返すというパターンがあります。
歴史として考えてみると、最初は大きなコンピュータで集中処理していたものが、高性能になった端末や、各種のサーバーで分散処理するようになりました。
そして、今度は分散していたデータが、クラウドに集中するようになっています。
歴史が繰り返していると考えると、どういったかたちかはよくわかりませんが、再び何らか分散が発生すると予想できます。
このように、過去の歴史で何となく見えたパターンを現在に当てはめることで、なんとなく次に起こる方向性が予想できるようになると思います。
パターンを見つける
歴史を有効に活用するためには、そこから何らかのパターンを見つけることが大事です。
そうしたパターンが見つかれば、これからの未来にそれらを当てはめて、どうなるのか予想するのに手助けになるかもしれません。
歴史から見えるパターンは、世界情勢や経済などでも利用できます。
歴史を「学ぶ」という感覚から「使う」という感覚に切り替えることによって、以前よりももっと歴史を知っておきたいという気が起きてくると思います。
これからも、歴史を何となく覚えるだけではなく、それを使えるところを見つけて、有効に活用していきたいと思います。
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