こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。
計画の作成
仕事などで何かを行う時には、きちんとした計画を求められます。
コストがかかる事であれば、マネージメントの承認を得る必要があるため、さらに詳細な計画と説明が必要です。
担当としては、計画がしっかりしていないと、なんだか不安だということもあって、作成にたくさん時間をかけたくなるところです。
細部までこだわり、理想的な結果を語るのですが、まだ実行しているわけではないので、あくまで予想したものになります。
美しい計画は、かなり安心感があります。
しかし、理想的な結果予想を含む計画に対して、ここまで気合をいれる必要があるものかと、以前から疑問に思っていました。
こうした計画には、やはり時間をかけなければいけないのでしょうか。
計画よりも実行に時間をかける
計画も大事だとは思いますが、時間をかける比率を、計画よりも実行するほうにかけるようにします。
たとえるなら、詳しい製品企画書よりも、実物の模型を作った方が良いですし、商品のプレゼンでの説明よりも、デモンストレーションをやるという感じです。
すぐに実行すると、失敗することもあります。
計画にあまり時間をかけなければ、もしかしたら失敗する確率も増えるかもしれません。
しかし、計画段階で学べることよりも、実行してから失敗して学べる事の方が多いというのは、感覚的にも分かると思います。
実行すれば、そうした「失敗から学ぶ事」も早めに経験する事ができます。
計画だけでは、これらを経験する事は永遠にできないということは確かです。
また、早めに実行する事で、ビジネスにおいては、競合他社よりも先行することができるというメリットもあります。
従って、早めに実行して失敗を経験し、改善を繰り返すほうが、結果的に良いものが他よりも早くできるという事になります。
振り返りにも時間をかける
なるべく早く実行することも大事ですが、実行してから得た気づきや失敗を振り返ることも大切です。
私もそうでしたが、すばやく実行しまくってしまい、振り返りの時間をとる余裕がなく、改善が不十分になることがあります。
こうなってしまうと、せっかく学んだことも次に生かし切ることができなくなってしまいます。
従って振り返りの時間は、実行の次に大事だということになります。
計画よりも実行、そして振り返りに時間をかけるという動きは、マネージメントの理解がないと、実現する事は出来ないでしょう。
しかし、理解あるマネージャーであれば、説明することできっと理解してくれると思います。
美しい計画書からは、何も学べません。
計画に時間をかけ過ぎると、貴重な学びにかける時間が少なくなり、他社よりどんどん遅れていきますので悪い事だらけです。
これからも、計画にあまり時間をかけず、すぐに実行したいと思います。
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