相手にしっかり伝えたい事
仕事などで、相手にしっかりと内容を伝えたい時があると思います。
自分としては、「これは大事だ」と思っていても、その重大さはなかなか相手に伝わりにくいものです。
特にメールやチャットなどでは、こちらの表情や口調も分からないので、さらに伝わりにくくなります。
こうした時に、うまく相手に伝えるために、なにかできることはないでしょうか。
短い頭出しをする
本当に伝えたいことがある時は、最初に短い頭出しだけして、後から全てを送るようにします。
例えば、顧客からの意見を製品担当に知ってもらいたいとして、入手した内容が20項目あるとします。
普通に考えると、20項目を分かりやすくまとめて、そのまま送ってしまうと思います。
しかし、例えばこれらの項目の中で、もっとも重大な一つだけをピックアップして、「このような意見がありました」として、相手に送るとどうでしょう。
相手は、そのインパクトのある項目を最初に見ることになりますし、1項目しかないので、嫌でもサラっと確認できてしまいます。
こうなると、「その他にもないのか」などと、興味が湧いてきます。
こうやって相手の興味が湧いてきた時点で、「他にもありますので、後ほど送ります」として、その後すべてを送ったほうが、相手は興味をもってそれら残りの項目を確認してくれるようになります。
単に１項目だけ先に送っているだけですが、これをやるのとやらないとでは、雲泥の差がでます。
注意を引くのが大事
大事なのは、内容を分かりやすく伝える前に、まずは相手の注意を引くことです。
注意が向いていなければ、興味がある内容なのかもわかりませんし、そもそも大体見る気も起きないかもしれません。
注意さえ引いてしまえば、相手は「もっと詳しく知りたい」という状態になるので、内容もキッチリと伝わりやすくなります。
これからも、きっちり伝えたい事がある時は、適切な頭出しを送って、相手の注意を引いてから本編を送っていきたいと思います。
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