人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

ストーリーで伝えてみる

こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

報告内容

仕事などでは、状況や活動の結果を誰かに報告する場面があると思います。

 

報告内容は、なるべく客観的な結果のほうが良いので、様々なデータで説明することが多いでしょう。

 

データを提供すれば、分かりやすいですし、報告する相手もそういったものを求めていると思うものです。

 

しかし、時々こうしたデータを送っても、あまり響かなかったり、色々と質問をしてくる人と言うのがいます。

 

データが分かりにくかったのかと思い、グラフなどをいれたり、より詳細なデータを提供しても、こうした人にはなぜだか響きません。

 

こんな時、他に何かできることはないでしょうか。

ストーリーで伝えてみる

データを何度か提示しても相手から良い感触を得られない場合は、それに付随する背景やストーリーを伝えてみるようにします。

 

例えば、イベントで見込み顧客が〇〇件できたという報告とともに、その中から、実際にその顧客と話した内容や、見込み数字になるまでのエピソードを付け加えるようにします。

 

これは、現場経験が少ないなどの理由で、データの背後で起こっているだろうことが想像できない人にとっては、あまり響かないですし、あまり意味を感じないからです。

 

相手の経験値は予測できないので、データだけ送っても今一つ反応が悪い時は、ちょっとしたエピソードを添えてみるというのが良いように思います。

 

こうしたことは、例えば相手が海外の人だったりすると、余計共通した認識が少ないので、積極的にストーリーを加えてみるのも良いかもしれません。

相手の思考にあわせる

いくら定量的なデータを提示されても、それだけでは響かない人というのはいるものです。

 

こうした人に対して、「なんで分からないんだ」と投げやりにならないで、一旦落ち着いて伝え方を変えて、相手の思考に合うかどうかを探るのも大事だと思います。

 

伝え方を変えずに、もっと詳しくしたり、見せ方を変えたりする人もいますが、相手からすると、あまり変化はないように思います。

 

ここで指摘したように、ストーリーでしか納得できない人には、相手の思考に合わせてストーリーで伝えるのが一番の早道でしょう。

 

これからも、データだけで伝わらない時は、ちょっとしたストーリーを加えてみたいと思います。

 

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