報告内容
仕事などでは、状況や活動の結果を誰かに報告する場面があると思います。
報告内容は、なるべく客観的な結果のほうが良いので、様々なデータで説明することが多いでしょう。
データを提供すれば、分かりやすいですし、報告する相手もそういったものを求めていると思うものです。
しかし、時々こうしたデータを送っても、あまり響かなかったり、色々と質問をしてくる人と言うのがいます。
データが分かりにくかったのかと思い、グラフなどをいれたり、より詳細なデータを提供しても、こうした人にはなぜだか響きません。
こんな時、他に何かできることはないでしょうか。
ストーリーで伝えてみる
データを何度か提示しても相手から良い感触を得られない場合は、それに付随する背景やストーリーを伝えてみるようにします。
例えば、イベントで見込み顧客が〇〇件できたという報告とともに、その中から、実際にその顧客と話した内容や、見込み数字になるまでのエピソードを付け加えるようにします。
これは、現場経験が少ないなどの理由で、データの背後で起こっているだろうことが想像できない人にとっては、あまり響かないですし、あまり意味を感じないからです。
相手の経験値は予測できないので、データだけ送っても今一つ反応が悪い時は、ちょっとしたエピソードを添えてみるというのが良いように思います。
こうしたことは、例えば相手が海外の人だったりすると、余計共通した認識が少ないので、積極的にストーリーを加えてみるのも良いかもしれません。
相手の思考にあわせる
いくら定量的なデータを提示されても、それだけでは響かない人というのはいるものです。
こうした人に対して、「なんで分からないんだ」と投げやりにならないで、一旦落ち着いて伝え方を変えて、相手の思考に合うかどうかを探るのも大事だと思います。
伝え方を変えずに、もっと詳しくしたり、見せ方を変えたりする人もいますが、相手からすると、あまり変化はないように思います。
ここで指摘したように、ストーリーでしか納得できない人には、相手の思考に合わせてストーリーで伝えるのが一番の早道でしょう。
これからも、データだけで伝わらない時は、ちょっとしたストーリーを加えてみたいと思います。
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