こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。
意見に含まれる「度合い」
仕事や生活の中で、人から意見をもらうことがあると思います。
「こうした方が良い」、「ああした方が良い」といった意見の中には、根拠とされる情報が含まれていることが多いです。
しかし、その根拠となる大事な情報が、よく聞いてみるとかなり曖昧な時があります。
例えば、「大多数の人がそう言っています」のように、「たくさん」とか、「まったく」など、度合いを示す言葉が入っているだけで、本当はどれくらいなのかというのが正直分かりません。
もしこの根拠となる情報が事実と違っていた場合、誤った判断をしてしまう可能性もあります。
こうした意見に対して、何か対応できることはないのでしょうか。
数値を聞いてみる
こうした曖昧な度合いの情報を根拠とされた場合は、それを言っている相手に対して、具体的にどれぐらいの数あるのかを聞いてみます。
例えば、「ほとんどの人が~」と相手がいっているのであれば、「それって、何割くらいでしたっけ?」と、聞いてみるようにします。
聞くときは、ちょっとやんわりした感じで、あまり問い詰めないように気を付けます。
「きっと数値は事前に共有されていたかもしれないが、私が失念していたかもしれない」くらいの勢いであれば、相手も特にムキになることはないと思います。
ここで、「数値で根拠をだせ」などと言ってしまうと、会話がうまくいく前に、関係がうまくいかなくなってしまいますので、参考までに教えてほしい程度でも良いでしょう。
数値化はお互いのためになる
このように、具体的な数値で話をすることによって、事実をお互いに正しく認識できるようになります。
相手が素直な気持ちの持ち主であれば、自分の意見の不正確な部分に気付いて訂正したり、さらに情報を集める方向になるかもしれません。
何事も数値を使って定量的に考えれば、改善する際にも、何割位改善すればよいのかなど、具体的な目標を設定できるようになります。
これからも、相手がふんわりした曖昧な度合いで意見をしてきたら、やんわりと数値で聞いてみたいと思います。
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