人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

「するべき」を使わない

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

「~するべき」という言葉

普段話している言葉の中で、「~するべきだ」という言葉をよく聞きます。

 

例えば、「部下はこうあるべきだ」などと言ってくる、上の方の人達というのを見かけたりすると思います。

 

こうしたことを強い口調で言われると、「そういうものなのかな」と、考えてしまうこともあるかもしれません。

 

かなり断定している内容なので、あまり疑いもなく従ってしまっている人もいるでしょう。

 

しかし、冷静に考えてみると、本当にそうなのかと疑ってしまう気持ちもあります。

「べき」を使わない

自分が発する言葉の中で、「~するべき」という言葉を使わないようにしてみます。

 

なぜこの言葉を使わないようにするのかというと、これを使うと、自分の考えていることを相手に押し付けているようになるからです。

 

例えば先程の例で言うと、「部下はこうあるべき」と言った上司は、自分が理想とする部下の振る舞いを言っているのかもしれません。

 

また、この言葉は、かなり限定的なので、可能性がかなり狭まってくるような印象を受けます。

 

少なくともこうした言葉を自分から使わないようにすることで、相手に自分の考えを押し付けないようにできますし、可能性を抑え込むこともなくなるように思っています。

自分の意見として言い換える

そうはいっても、どうしても「べき」を使いたくなる場面もあると思います。

 

そうした時は、「自分はこう思う」と、あくまで自分の個人的な一意見として話すようにすると良いと思います。

 

そうすれば、相手に無理に押し付けることはなくなりますし、やんわりと話を進めることができるようになるでしょう。

 

自分と他人は全く違う人間です。

 

人の数だけ、異なる意見があるものです。

 

これは、人それぞれの「べき」があるということを意味しています。

 

一番やらないほうが良いと思うのは、立場の弱い人に対して、この言葉を使うことです。

 

自分では想像できないほど、相手や環境に影響を与えてしまう危険性があると考えています。

 

これからも、少なくとも自分だけは、「べき」を使わないようにしていきたいと思います。

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