こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
人の意見
人から批判やアドバイスをもらったりすることがあります。
誰かに批判されるということは、その意見の中に批判の根拠となるものがあると思います。
それらの根拠がベースとなって、その人の意見になっています。
しかし、人によっては、議論のベースとなる根拠の部分から、事実とは思えない曖昧なものであることがあります。
例えばその人の感想などが含まれている場合です。
そうしたことをベースに話されてしまっても、合っているのか、間違っているのか分からないので、その議論自体が意味をなさなくなってしまいます。
こうした無益な議論に巻き込まれないようにするにはどうしたら良いでしょうか。
事実かどうかを確かめる
もし相手が議論の中で根拠となる意見を話していたら、それが事実かどうかを確認するようにします。
例えば、「売り上げが下がっているのは製品の競争力がないからだ」と言う意見があったとします。
しかし、この中で事実としてあるものと言うのはあまりはっきりしてないように見えます。
製品の競争力がないと言うのは本当に事実なのかどうかを、その意見を言った人に聞くようにします。
何を持ってどこの数字を見て競争力がなくなったと言っているのか、具体的な数字があるのであればすぐ聞くようにします。
特に数字を持っていないのであれば、それはその人の個人的な感想であって、非常に感覚的で議論するには不明瞭すぎる言葉である可能性があります。
当然事実ではないと言う可能性もあるわけです。
こうしたことを言っている人に対しては、きちんと事実を確認してから、意見を言うように依頼するようにします。
自分の中の思いも事実かどうか確認する
自分の中で持っている疑問点や、意見、感想と言うものも、事実と区別をしたほうが良いです。
もし検討したい仮説等があるのであれば、自分で数字を検討して、それが事実かどうかを確認する必要があります。
きちんとした事実に基づいたものであれば、その議論は、意味あるものになります。
これからも不確定な感想ばかりで意見を言うのではなく、きちんとしたバックグラウンドと数字で確立された事実を持って、有益な議論をしていきたいと思います。