人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

どちらでも良いより、どちらも良いと言う

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

こだわりのないこと

人に選択肢を聞かれて、どちらか答える必要がある状況というのは、日常でよくあることです。

 

例えば、「昼に中華とイタリアンのどちらを食べたいか」や、「黒い服と白い服のどちらが良いか」など、どちらか一方を選んで答えるものです。

 

その選択肢に何か興味があったり、こだわりや、自分なりの考えがあれば、適切だと思われる選択肢と、その理由を話すことができます。

 

しかし、そこまでなんでもかんでも興味やこだわりがあるわけではないため、どうしてもどちらの選択肢でも良いという考えに至る場合があります。

 

そうした時は、通常だと「どちらでも良い」という回答をしていることが多いのではないでしょうか。

 

しかし、この回答だと、選択肢の意見を聞いている相手としては、なんだか冷たくされたように感じたり、興味がなさそうに聞こえるため、最悪聞かなければ良かったと思われてしまうことがあります。

 

こうした場合どう答えれば良いでしょうか。

どちらも良いと答える

選択肢を聞かれて、自分に明確な好みがない場合は、「どちらでも良い」ではなく、「どちらも良い」というニュアンスで答えます。

 

こうすることで、相手はとくに冷たい印象を受けることもなく、一応どちらも良いという回答を得たということで、会話を終了することができます。

 

理由を聞かれたら、特に判断する基準がないので、どちらも良いと思うというかたちで回答するようにします。

 

これは、正直な感想ですし、何も嘘は言っていないため、相手に悪い印象を与えることはありません。

 

「どちらも良い」と答えた後に、追加で何度も聞かれるとつらいですが、数回であればこの方法で対応できます。

 

もし、複数回選択肢を聞かれたら、逆に相手がどう思っているかを質問するようにすることで、ある程度回避できます。

ポジティブな受け答えをする

「どちらでも良い」という回答は、なんとなくネガティブな印象が残りますが、「どちらも良い」というと、少しポジティブな雰囲気を残すことができます。

 

しかし、この方法は、あまり乱用しないように注意が必要です。

 

なぜなら、何度もこのような回答をしていると、相手が適当にあしらわれているような気になってしまう可能性があるためです。

 

適度な頻度で明るくほがらかに使うことで、相手の印象を悪くせずに、無理な選択を回避することができるので、おすすめな方法です。

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