人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

相手が怒っている時は反応を最小限にする

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

相手が怒っている時

話している相手が怒っている時は、怒りの矛先は自分に向かっています。そうした場合にどう反応すればよいのかというのは、悩むところです。

 

相手が怒っている内容を聞いていると、少し納得いかない部分もあったりして、反論したくなります。反論すると、火に油を注ぐ状態になり、さらに相手が怒りだして余計揉める場面もあります。

 

逆にずっと黙って聞いているというのも、相手の神経を逆なでする場合があります。「聞いているのか?」などと、罵られたりすると、こちらも腹が立ってきたりして、結局余計に揉める場面になるかもしれません。

 

相手の怒りが頂点に達している時に、どういった対処をすればよいのでしょうか。

怒りが収まるまで反応を最小限にする

怒りの感情はかなりの精神的パワーが必要です。パワーが必要ということは、そこまで長い間怒りを持続できないということです。

 

自分が怒っている時のことを考えると、何も追加で気に入らないことがなければ、その持続時間は長くても数分程度の場合が多いはずです。

 

相手の怒りが数分で和らいでいくなら、その数分間だけ耐えれば、少なくとも少し冷静になった気分で話ができるようになります。

 

耐えると言っても、無反応でいると、相手の怒りに触れる可能性があるので、反応を最小限にします。最小限の応答で、真剣に話をきいている態度を示し、怒りが過ぎていくのをじっと待ちます。

 

この時、待ちきれずに反論などしようものなら、再度怒りのタイマーはリセットされ、相手の怒りの感情は継続することになります。

 

なるべく怒りの感情が持続しないように、黙って相手の話を聞く必要があります。

冷静になってから話す

怒りの感情が持続している間は、何を言っても感情が先にでてきて、議論にならないことが多いです。

 

怒っている相手の言い分をきちんと聞いている態度を見せないと、そもそも怒りは収まらないでしょう。同時に言い訳や反論などをしないように反応を最小限にすることで、怒りのレベルを下げることが最優先です。

 

「カッとなって~」という話がよくありますが、感情が爆発していると、望まない結果を生む場合があります。もしかしたら取り返しのつかない事態に陥る場合もあります。

 

相手はコントロールできませんが、自分はコントロールできます。

 

自分の態度をコントロールすることで、穏便な方向に進められるようにできると良いと思います。

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