人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

最優先を探す

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

全てを実現できない時

何かに取り組んでいる時、手違いなどがあって、全てを実現させることができない事が確定する場合があります。

 

例えば、イベントをやっていて、一部の荷物が間に合わないことが分かった時などです。あるいは、参加するはずの講演者の一人が、来れなくなったなどです。

 

期待していたものがなくなってしまうと、もう完全な形で進めることはできません。

 

しっかりと全てを実現できないのは、とても残念ですが、ここでガッカリしたままでいる訳にもいきません。

 

たとえ不完全な状態でも、なんとか最後までやりきらなければならない場面もあると思います。

 

もう完全にはできないですが、どこまでか妥協点を見つけて、進めていく必要があります。

 

こうした時、何か判断のガイドラインになるものがあると、やりやすくなると考えています。

最優先を探す

予期せぬトラブルで予定通り進まなくなり、どこかで妥協点を見つけなければならない時は、何が最優先かを思い出すようにします。

 

やりたいことはもう全部できない状態なので、この状態から、何を一番優先するかということです。

 

例えば先程の例で、講演者が一人来れなくなったのであれば、いくつか選択肢があります。

 

ここで最優先事項が、仮に「参加者に情報を持ち帰ってもらうこと」であれば、講演資料だけでも用意して持ち帰ってもらったり、後ほどダウンロードできるように手配するということになります。

 

しかし、例えばその講演者が有名人で、最優先事項が、その方を使った集客の向上であれば、その目標は達成していることになります。

 

参加者の方々には申し訳ないですが、丁重にお詫びをするというのでも良いかもしれません。

 

この場合は、最優先事項は達成しているので、もし余力があれば、時間を変えてリモートに切り替えるのなどしてみても良いかもしれません。

 

このように、判断する時に、「なにが最優先か」という観点をいれることで、効率的な判断ができるようになってくると考えています。

諦める判断のヒント

「なにが最優先か」を考えることは、何を諦めるかを決めるためのヒントになります。

 

ここで注意したいのは、ここで言っている最優先事項が、自分や自組織のものであり、他の人達のものとは相反する場合があるということです。

 

自分たちの都合だけになるので、ある意味迷惑を被る人がでたり、相手に失礼だったりすることもあります。

 

あまりにも迷惑がかかってしまうようであれば、出来得る限り、影響範囲を最小限にできるように努力するほうが良いと思います。

 

最優先を探して判断したとしても、全ては満足していないので、残念な感じは残り続けます。

 

もしかしたら、その結果に満足することはないかもしれません。

 

しかし、判断しなければ、もっとひどい結果に終わることもあります。

 

これからも、全てを満足できないと分かった時は、最優先は何かということを思い出したいと思います。

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