こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
大きな感情の反応
怒ったり、悲しんだりした時は、感情が激しく反応してイライラしたり、涙が出たりすると思います。そうした時は、もう感情が先に来ているので、その反応が静まるのを待つしかないと思います。
反応が静まるまでは、自分を責めたり、相手に対する批判の言葉がたくさん思い浮かんだりするため、冷静に色々と考えるのは難しいと思います。
少し反応がおさまってくると、今度は、なるべく早く気持ちを切り替えたいので、あまり自分の感情が反応したことについて深く考えないかと思います。
落ち着いてから理由を考える
感情が大きく反応した部分というのは、自分が普段あまり認識していない無意識の部分を大きく反映している可能性があると思っています。
従って、少し落ち着いてから、なぜ感情が大きく反応したのかや、どの部分に強く反応したのかを深く考えてみることは、無意識の中にある自分の強い特徴を知るヒントになると考えています。
例えば、相手に少し無礼な態度をされた時に強く感情が反応したのであれば、自分は、軽く扱われたり、能力がないと思わられることをひどく恐れているのかもしれません。
そうした反応の理由を深く考えてみると、自分の無意識についての認識が深くなると思います。
普段意識していない自分を知る
感情が強く反応することで、普段意識が抑えている、自分の特徴が表に現れてくると思います。
もしかしたら、自分でも気付いていない恐れやトラウマなどがあるかも知れません。
そういった普段隠れている自分と向き合うのは、悪いことではないと思います。
気が付かなければ向き合うこともできないので、こうしたかたちで見つけていくことにも意味があると思います。
感情が反応する時は、良いことも悪いこともあると思います。悪い反応は嫌ですが、こうした状況をチャンスにして、自分への理解を深め、より正確にコントロールすることで気分の良い時間を増やせれるようになれば良いと思います。