こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
心と体につながる呼吸
身体の仕組みの中では、自分の意思で動かせるものと、そうでないものがあります。
腕や足は、自分の意思で動かせますが、食べ物の消化などは意識しなくても自律的に行われており、自分の意思で胃酸の放出を開始するというようなことはできません。
これに対して、呼吸は、消化と同じように意識しなくてもできますが、自分の意思でコントロールすることもできる不思議な活動です。
深く呼吸をしようとしたときには、意識的に呼吸を深くすることができるようになります。このように自律的に動くことと、意識的に動かすことの両方ができる活動というのは、比較的少ないように思います。
この不思議な呼吸ですが、深く行うと心拍数などに影響を与えたりすることができるようです。こうしたことから、呼吸を使って、自分の身体を少しコントロールすることができると思っています。
意識的な呼吸でコントロールする
某人気アニメの全集中の呼吸のように、呼吸で自分をコントロールできるような気がしている点は、いくつかあります。例えば次のようなものです。
眠りに入るための呼吸
眠っている時の呼吸は、起きているときよりもゆっくりで静かなものになります。したがって、寝ようと思ったときに、意識的に寝ているときと同じような、ゆっくりと深い呼吸をすることによって、眠りに入りやすくすることができると思っています。
怒りの感情を抑えるための呼吸
人に言われたことで、怒りの感情がでてきたときは、呼吸も短く荒くなってきます。ここで、ものすごく大きく息を吸う事で、一旦荒い呼吸がリセットされ、感情を少しずつ抑える効果があるように思っています。
緊張を抑えるための呼吸
これは多分ほとんどの人が経験あるかもしれませんが、人間は緊張すると呼吸が非常に浅くなります。こういったときも、逆に深い呼吸に変えていくことによって、多少心が落ち着いてくるように思います。
また、深い呼吸によって脳に酸素が行き渡るようになりますので、焦らずゆっくり考えられるようになると思っています。
集中力を上げるための呼吸
呼吸に意識を向けることで、集中力を取り戻すことができると思います。意識的にゆっくりした呼吸に変えることで、自分に意識が向けられるようになり、分散していた集中力を取り戻せるようになります。
疲労を回復するための呼吸
大きく息を吐くことで、疲労が回復するように思います。新しい空気を多く取り込むことで、少し頭がスッキリするようになります。大きくため息をつくようなかたちでやると良いと思います。
たくさんある呼吸の効果
呼吸の効果は、集中力の向上や疲労の回復など、たくさんあると思っています。
ヨガや瞑想でも呼吸が使われていると思いますので、まだまだ知らない活用法や効用もあると思います。色々と調べてみて、使い方のバリエーションを増やして、自分の仕事や生活の中で活用していきたいと思います。