人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

もうやめようかなと思ったところから1分やる

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

 

作業をやめるタイミング

作業をしていると、徐々に疲労してくるため、集中力がなくなり、あまり進まなくなってくるタイミングがあると思います。こうなると、効率が悪いので、この辺りで作業をやめようということになります。

 

どのタイミングで作業を中止するのかというのは、考えてみると色々な理由があるように思います。もちろん、次の予定があるのであれば、それまでに終わらせなければなりません。

 

しかし、そうでない場合は、意志力や集中力がなくなったと感じたり、作業に飽きてしまったり、目や肩が辛くなってきたところで終わらせることになると思います。どの時点で作業を終えるかで、成果物の進捗状況も変わりますし、これによって、その他の予定も変わってきます。

やめようと思ったところから1分やってみる

「もうやめようかな」と思ったところから、さらに1分やってみると、もう少し作業を進められることがあります。例えばデスクで仕事をしている時に、疲れたので休憩しようと思って席を立つと思いますが、そこですぐに席に戻って、1分だけ作業をしてみるのです。

 

そうすると、1分のつもりだったものが、もう少し長く作業を進められる時があります。1分はすぐに過ぎてしまいますし、大抵の場合、1分以上作業を続けることができます。もちろん、本当に疲労が限界であれば、あまり長く続けることはできないでしょう。それでも1分は進められたことになります。

 

作業には勢いというのも大切だと思います。いわゆる「ノッてくる」という状態だと思いますが、勢いがあると作業がとても効率よく進みます。この1分の間で、この勢いがくるときもあります。こうなると、疲れていて休もうとしていた時間で、さらに作業が進み、気がついたら終わっていることもあります。

やめるのをやめることで少し進める

作業をしていて、この辺でやめようかなと思ったところから、あと1分やってみると、大抵もう少し長く作業できますし、そこから少し弾みがついて思ったより進むことがあります。

 

やめてしまえばそこで、終わりですが、やめるのをやめることで、少しでも作業を進めることができるようになります。毎回うまくいくわけではありませんが、一度試してみるのも良いかもしれません。

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