人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

善意と悪意が混在する仕組みについて思うこと

こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

悪意を感じてしまう仕組み

仕事や日常生活の中で、「これって、もしも悪意をもってやっていたらひどいな」と思ってしまう事に出くわすことがあります。
 
一つ例をあげると、ここに仕事で必要な活動をするのに、用意しておかなければならない書類があるとします。
 
その書類は、国の法律に基づいた書類で、それががないと、仕事自体ができないという重要なものです。
 
この書類を手に入れるためには、国に関係する団体から、決められたフォーマットのものを購入するしかありません。
 
一度購入して、一回作ってしまえば良いのではと思う方も多いでしょう。
 
しかし、毎年法律が少しだけ改正されるため、実際は絶対に毎年購入して、しかも必ず更新作業をしなければならないのです。
 
先日もこの書類を購入して、更新作業を完了しました。

善意と悪意が混在する仕組み

法律が改正されるという事は、なんらかの規制緩和があったり、逆に強化があったりと、色々な理由があるのだと思います。
 
恐らくやっている人達は、善意をもってやっていると信じたいところです。
 
しかし、その変更部分をみていると、どうしてもやるせない切なさを感じることがあります。
 
例えば、「ある規制の最大値が、40から50まで許容ということに緩和されました!」という、たったこれだけでも、変わってしまった事には変わらないので、これ基づいた書類を購入しなければなりません。
 
これによって、団体は書類が売れたり、コンサル料金をとれたりして、儲かるわけです。
 
これを見て、「昨今の情勢を鑑みて、より使いやすくするため緩和しよう」というのと、「今年はここをチョロっと変えといて、書類を買わせるか」という善意と悪意が混在するなと思ってしまうわけです。

付き合いを最小限にする

 「そんなの、法律作る側のさじ加減でいくらでもできるよね」などと思ってしまうと、自分の心が汚れているような気がしてしまいます。

 
同時に、これに関わっているすべての人たちは、「単純にそれで幸せなのかな」とか、「成長や達成感を味わっているのかな」などと、考えたりもしてしまいます。
 
 
汚れた悪者の心でみれば、「こんなものなのかな?」と無理やり納得している善良な人たちを、その悪意を持ってカモにして搾取しているなともとれてしまいます。
 
世の中色々ありますが、自分のスタンスとしては、こうした事との付き合いを最小限にして、他の事に時間をもっと使うという方向で、今後も対応していこうと思います。

 

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