色々な感情
生きていると色々な事が起こるので、それに対して、様々な感情を持つことになります。
中には良い感情もありますが、ネガティブなものもあるので、できればそうしたものは避けて、なるべく気分良くいられる時間を増やしたいものです。
ニュースなどを見ていると、どうしても不幸なニュースが多いので、色々と感じるわけですが、数多くある感情の中でも、本当に何も生まないなと思ったものがあります。
何も生まない感情
何も生まないなと思った感情というのは、「憎しみ」です。
何かひどいことをされたから、「あいつが憎い」などと言って、相手に仕返しをしようものなら、何も生まない復讐という行動に時間を使うことになりますし、自分も、相手も気分は悪いでしょう。
また、相手の恨みを買って、仕返しされれば、また嫌な気分が続き、今度はこうしてやろうなどと、また無益な時間を使う事になります。
相手が憎いという気持ちは、かなりの原動力になると思いますが、その結果生み出されるものは、自分以外の不幸というあまり喜ばしくない結果と、相手の恨みだけです。
そう思うと、本当に何も生まないなと思ってしまうので、もし自分がこうした感情に支配されそうになったら、「憎しみは何も生まない」と自分に言い聞かせて、行動するようにしたほうが良いと思っています。
繰り返す紛争
近年起こり続けている紛争についても、この憎しみという感情で動いている人たちというのが少なからずいると思います。
昔自分の土地を追い出されたから憎い、家族にひどい事をされたから憎いなど、当事者である人たちしか分からない感情というのがあるでしょう。
それは、部外者がどうこう言えることではありませんし、復讐をしたいと思ってしまう気持ちも分かります。
しかし、やはり憎しみを憎しみで返し続けていれば、それは永遠に繰り返されて終わらないという事も確かなように思います。
どちらかが止めないと、きっと止まらないのでしょう。
憎しみからは何も生まれないという事をどこかで思い出して、鉄の意志で振り上げた拳を止めるということがもし可能であれば、こうした紛争も少なくなっていくのかもしれません。
↓ いつもクリックで応援ありがとうございます!!