完成しないもの
仕事などで何かを作っている時に、途中でなかなか作業が進まなくなる時があると思います。
最初の方はなんとなくできたけれど、その先が思いつかなかったり、なんだか疲れてしまってやる気が失せてきたりして、全然完成する気がしません。
こういった状況をなるべく避けて、早く完成に近づけるために何かできることはないでしょうか。
先に完成イメージをつくる
今作成しているものを早く完成させるためには、先に完成しているかたちを実際にイメージできるものを作るようにします。
考え方として近いのは、建物を作るときの試作模型や、製品のプロトタイプのようなものです。
しかし、完全なプロトタイプというわけではなく、形が美しくなかったり、間違いがあったりしても良いことにします。
「完成するとしたらきっとらこんな感じになる」というのが分かれば良いのです。
例えば、何かのドキュメントを作るのであれば、雑な感じで何となくイメージする項目を入れていって、中身の文章は全部ダミーで作ってしまいます。
完成に近づけるためのポイントは、自分の中で完成している状態を生き生きとイメージできるようにするということです。
そんな作業をしていると、突然作業が進むところがあったり、足りない情報が分かってきたりして、なんとなく作成が進むようになってくると思います。
雑なプロトタイプの威力
「なんだ、単に雑なプロトタイプを作るってことか」と、思っている方もいると思います。
しかし、実際にやってみると、完成のイメージを作る効果が思ったより大きい事を実感できると思います。
完成をイメージできるようなものを用意することで、少しづつできた気分になっていくというのもあるかもしれません。
これからも、なるべく早く完成させるために、先に雑なプロトタイプを作っていきたいと思います。
↓ クリックで応援よろしくお願いします!
読んでいただき、ありがとうございます!