プレゼン
強い印象とシンプルさ
その技術責任者の会社は、
クラウドサービスの会社でした。
最初話し始めた内容は、
自社の製品とは全く関係ない
自分が愛用している
工具メーカーの話でした。
外人さんだったので、
よくあるアイスブレイク的なやつで、
すぐに本題の自社サービスアピールに
なるのかなと思っていました。
しかし予想に反して、
工具メーカーの話は延々と続き、
結局自社の話は最後の数分ということで、
かなり度肝を抜かれました。
他にもプレゼンはあったのですが、
ほんのりしか覚えておらず、
このプレゼンだけ
強い印象が残りました。
その工具メーカーの話では、
全ての製品が一緒に使う事を前提として
設計されているという話を
ずっとしていました。
例えば収納ケースが全て同じ規格なので
無駄なく重ねて収納できるとか、
バッテリーが共通なので、
流用できるとか、
なんだか全然IT関係ない話です。
しかし、この話から
彼が自社のサービスで、
この工具メーカーと同じように、
「全サービスが一緒に便利に使える」
という思想を
いかに大事にしているかが
とても良く伝わりました。
これらの話から、
強烈な印象と、
シンプルなメッセージだけで、
かなり伝わるプレゼンに
なるなと思いました。
「伝える」と「伝わる」
単純に「伝える」というのと、
聴いた内容を理解していたり、
何らかのアクションにつながる
「伝わる」というのは、
全然違うと思います。
プレゼンの多くは、
「伝える」というだけの
一方通行なものになりがちです。
強烈な印象と、
シンプルなメッセージにすることで、
「伝わる」プレゼンにできる
可能性は上がるように思います。
これからも、
伝わるプレゼンを作りたい時は、
これらのポイントに注意していきたいと
思います。
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