人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

伝わるプレゼンにあるもの

こんにちは、しんごです。
日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

プレゼン

セミナーなどで、
誰かのプレゼンを聴く機会
というのがあると思います。
 
プレゼンのやり方は、
人それぞれ本色々違っていて、
とても面白いものです。
 
外人さんみたいに、
スライドには写真などしかなく、
話しで聴かせるパターンや、
視力検査かなくらいの小さい文字を
びっしり入れたスライドで
話す人もいます。
 
どんなプレゼンでも、
ゴールとしては、
聴衆に内容を伝えるという事に
なると思います。
 
しかし、
色々プレゼンを聴いていると、
ものすごく伝わる人と、
そうでない人とで
かなり違いがあるように
感じています。
 
最近ある会社の技術責任者の
プレゼンを聴いたのですが、
そのプレゼンが
かなり伝わる内容だったので、
それを例に何が違うのかを
考えてみました。

強い印象とシンプルさ

その技術責任者の会社は、

クラウドサービスの会社でした。

 

最初話し始めた内容は、

自社の製品とは全く関係ない

自分が愛用している

工具メーカーの話でした。

 

外人さんだったので、

よくあるアイスブレイク的なやつで、

すぐに本題の自社サービスアピールに

なるのかなと思っていました。

 

しかし予想に反して、

工具メーカーの話は延々と続き、

結局自社の話は最後の数分ということで、

かなり度肝を抜かれました。

 

他にもプレゼンはあったのですが、

ほんのりしか覚えておらず、

このプレゼンだけ

強い印象が残りました。

 

その工具メーカーの話では、

全ての製品が一緒に使う事を前提として

設計されているという話を

ずっとしていました。

 

例えば収納ケースが全て同じ規格なので

無駄なく重ねて収納できるとか、

バッテリーが共通なので、

流用できるとか、

なんだか全然IT関係ない話です。

 

しかし、この話から

彼が自社のサービスで、

この工具メーカーと同じように、

 

「全サービスが一緒に便利に使える」

 

という思想を

いかに大事にしているかが

とても良く伝わりました。

 

これらの話から、

強烈な印象と、

シンプルなメッセージだけで、

かなり伝わるプレゼンに

なるなと思いました。

「伝える」と「伝わる」

単純に「伝える」というのと、

聴いた内容を理解していたり、

何らかのアクションにつながる

「伝わる」というのは、

全然違うと思います。

 

プレゼンの多くは、

「伝える」というだけの

一方通行なものになりがちです。

 

強烈な印象と、

シンプルなメッセージにすることで、

「伝わる」プレゼンにできる

可能性は上がるように思います。

 

これからも、

伝わるプレゼンを作りたい時は、

これらのポイントに注意していきたいと

思います。

 

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