人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

ネガティブブレストをやる

こんにちは、しんごです。

日常の中で、何かの役に立つかもしれないと思った、自分なりのヒントを毎日短い文章で書いています。

ブレスト

仕事などで何か新しいアイディアを考えたい場合は、複数人で集まっていわゆるブレインストーミング(ブレスト)というのをやる場合があると思います。

 

プレストのルールの一つとしては、「出てきたアイディアを否定しないようにする」というのがあります。

 

これは、どんなに突拍子もないアイデアであっても、もしかしたら可能性があるかもしれないので、そうしたものを落とさないようにするためです。

 

また否定的な意見ばかりが聞こえてくると、委縮してしまって発言しにくくなってしまうのを防ぐという目的もあります。

 

私もこうしたブレストをよく行いますが、時々こうしたルールを知らない人がガンガン否定的なことを言って、アイディアが出にくくなってしまうところを見たことがあります。

 

普通に考えても、「そんなことは現実的じゃない」とか、「そんなことできるわけがない」などと、散々言われてしまえば、発言どころかやる気も失ってしまいます。

 

しかし、こうしたネガティブな発言も、うまく使うと違った効果が出るのではと最近思っています。

セルフダメだしをする

通常のブレストで予め出しておいた複数のアイデアに対して、集まってみんなでダメ出しをしていくというのをやっています。

 

これはあえて言うと「ネガティブブレスト」という形になると思いますが、複数のアイディアからより良いものを選び出すときにこの方法を使うようにしています。

 

実際出てきたアイディアは、たとえ採用したとしても、顧客やその他の関係者によってツッコミが入ることは明白です。

 

こうしたことをあらかじめ関係者でやっておく事によって、アイディアにスキのないものを厳選しておくことができるようになります。

アイディアを厳選する

このようなネガティブブレストは、アイディアを厳選するために行っているものです。

 

普段のブレストから少し違った視点が入るので、会議の冒頭で、このブレストの意図をしっかりと参加者に説明して理解を得ることが重要です。

 

あえてアイディア出しのプレストにはいなかった、少し真面目で、辛めなコメントをするような参加者を加えて、行ってみても良いかもしれません。

 

出てきたアイディアすべてを採用することは、リソースの観点からできないことが多いと思います。

 

出てきたアイディアから良いものを厳選するための方法として、一度こうしたネガティブブレストお試してみるのも良いかもしれません。

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