こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
情報のソース
私たちは、普段ネットやSNS、テレビ、新聞、雑誌、広告など、様々なソースから情報を得ています。情報ソースは紙媒体などのアナログのものに加えて、デジタルのものがかなり増えてきている印象です。
どの情報ソースでも、発信者側の解釈や意図が含まれていますが、デジタルの場合は、それに加えて受信者側の行動が反映されてしまう場合があります。
例えば、SNSや動画サイトなどで情報を検索したり、ネットで買い物をするなどの行動は、個人の履歴として保存されています。そして、その個人が見ているものは、それらの履歴が反映されたものになっています。
従って、現在は発信者側の意図だけではなく、個人の履歴というかたちで、予期せず自分からのインプットも反映されてしまった情報を入手することになるのです。
こうなると、知らないうちに自分の入手している情報が、非常に偏ったものになる危険性があると考えています。
自分の入手してる情報の偏りを少なくするには、どうしたら良いでしょうか。
偶然の機会を作るようにする
情報を入手する機会の中に、偶然の要素を含めるよう気を付けるようにします。
例えば、月に何回かは1度も行ったことがない場所に行ったり、その場所にある本屋に入ったりして、そこに並んでいる本をランダムに読んでみるなどです。
これは、ネットでばかり本を購入していると、おすすめ機能に勧められた本に注意がいってしまい、結局同じような内容ばかりになってしまいがちになるからです。
また、最近は気がつくとYouTubeのような動画サイトばかり見てしまうこともありますが、動画サイトであっても、表示されているものは今までの履歴などが反映されているようです。
そこまで違いがあるとは思えないかもしれませんが、試しに異なるIDで入った場合の表示結果を見ると、どれだけ結果が違うかに驚くことでしょう。
これは一見なんでもないことかもしれませんが、情報が意図せず少し偏った形で操作されているという点で、少し怖い結果であると思っています。
全くの偶然を自分から作ることによって、こうした偏りを少なくしていくことができるようになります。
思考を広げる
ネットは便利なのでついつい使ってしまいますが、ネットからの情報は自分にカスタマイズされた形で、少し偏ったものが表示される傾向にあると思います。
このまま何もしないと、自分の思考がどんどん狭くなっていく気がするため、こうした影響のない機会を意識的につくり、自ら思考を広げるようにすることが大事です。
これからも、自分から偶然性を作って、情報の偏りを少なくしていきたいと思います。