人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

間違いを修正するときに考えること

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

完璧へのこだわり

自分が関わっている仕事では、なるべく間違いのない完璧な状態にしたいという気持ちがあると思います。

 

しかし、全てが想定通りとはならないこともあるため、例外などが発生してしまい、結局完璧にはならないことが多いものです。

 

日本人は真面目なので、なるべく間違いがないようにしたいという気持ちが他の国の方々よりも強いように感じます。

 

少しでもおかしなところがあれば、たとえそこまで致命的なものでなくても修正したりしようとします。

 

そうした問題に対して毎回完璧を目指していると、無駄に時間がかかったり、余計なリソースがかかってしまったりします。

 

こうした問題を回避するには、どうしたら良いでしょうか。

リターンを考える

何か修正をかけようと思ったときは、それにかかる時間やリソースに対するリターンがどれくらいあるのかを考えるようにします。

 

リターンがあまりにも少ない状態であれば、多少気持ちの悪い状況があるかもしれませんが、完璧ではないグレーな状況を許容するようにします。

 

例えば、修正しなくても影響がほとんどないのに、それを修正するのに、何人もの人が動かなければならないというのは、あきらかにリターンが少なすぎます。

 

このような場合は、ある程度細かいところは目をつぶって、そのままにした方が良いということです。

 

もちろん修正したほうがリターンが大きいのであれば、人や時間をかけても修正するようにします。

気持ち悪さを我慢する

人によりますが、ちょっとでも修正したいところが残っていると我慢できないという人もいると思います。

 

多少気持ち悪さが残るかもしれませんが、1日も経てばそんなことは忘れてしまいます。

 

これからも、何か修正を加えたくなったら、その修正に対するリターンについて考えるようにしていきたいと思います。

f:id:shingotjp:20220318101311j:plain