こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
情報を処理するスピード
情報をやり取りするスピードは、ネットとスマホの普及でとんでもなく高速になってきています。毎日生まれる情報の量も多すぎて、処理する人間の方が追いつかなくなっているように思います。
一昔前までであれば、何かの情報を得るには、自分で探しに行って、本や雑誌、新聞などの紙メディアを使って入手していました。それが検索エンジンに探してもらい、スマホなどのデジタルメディアで見るようになっています。
これでも充分速くなっていますが、文字だと自分で読みながら、イメージしたりする必要があり、これも時間がかかるので、YouTubeなどの動画配信で、音声と画像を同時に見ることで、更に加速させています。
しかも、YouTubeであれば、あるトピックに関するポイントだけを要約して伝えてくれる「要約系動画」があるため、これを見ることで更にスピードがあがります。最後にはこれを再生スピード倍速で観るという、落ち着いて考えるとちょっと異常な状況です。
このようなやり方で極限まで情報摂取のスピードを上げていくと、日々入ってくる情報の量が多すぎて脳が非常に疲れてしまいます。
情報摂取のスピードを落とす
時々、紙の本をのんびり読むなどして、情報摂取のスピードを落とす機会があったほうが良いと思います。高速な情報摂取は、頭を疲れさせてしまいます。
情報摂取スピードが高速すぎると、入ってくる情報を処理するだけで疲れてしまって自ら考える力が弱くなるような気がしています。
例えば、紙の本であれば、自分のペースで読めるので脳に負担をかけすぎないで、しかも色々と考えながら読むことができます。
このように少し情報摂取のペースを落とすことで、負担を減らしながら自ら考える力を失わないようにすることが大事です。
自ら考える力を養う
情報摂取ばかりしていると、自分から考える力が弱くなると思います。知識が増えても考える力や、想像する力が弱いのであれば、増えた知識を活かせません。
多すぎる情報摂取は、脳を大変疲れさせるので、現代人が持つ謎のストレスは、これが原因のひとつなのではと考えています。
このブログでも書いていますが、時々スマホから離れるだけでも、入ってくる情報を減らせるので、良い効果が得られると思います。
入ってくる情報を少なくすることで、能動的に考えるチャンスが生まれるような気がしています。