人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

変化に対応するためにサブスクを利用する

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

サブスクリプションの普及

定額使い放題で、途中解約ができるサブスクリプション(サブスク)は、かなり普及が進んできています。サブスクは最初動画配信などのソフトウェア分野で広がっていましたが、最近ではカーシェアのようなハードを伴うものにまで広がってきています。

 

所有している車であれば、自分の好みに合わせて、色々とカスタマイズが可能です。これがサブスクになると、車の種類やオプションなどは、そこまで個人に合わせることはできません。その代わり、個人では所有できないほどの多種多様な車を選択できる自由度が加わります。

 

これは、好みに合わせてカスタマイズが出来ない分、選択肢が圧倒的に広がるため、様々な状況や用途の変化に合わせて、瞬時に使いたい車を変更できるということになります。所有している場合は、このような変化に対応することが難しくなります。

 

サブスクのメリットは、所有することではなし得ない圧倒的なものです。そうなると所有していることのメリットというのは、満足感や、コレクター的なマニアックな楽しみ、もしくは仕事や生活で頻繁に利用するためサブスク利用のフローが面倒だという方だけになっていくように思います。

サブスクで変化に対応する

これからの時代は、変化のスピードがとても速くなります。

これは、周りの状況が直ぐに前のものから変わってしまうということです。ものやモノを所有してしまうと、このような変化に対応するスピードが悲しいほど圧倒的に落ちてしまうという状況です。

 

私はこれが、かなり深刻なリスクだと考えています。そのため、サブスクで利用できるものであれば、なるべくそちらを利用していくことにしています。

 

車のように、好みや用途が人によって分かれて、ある程度高額なハードでも、徐々にサブスク化されていくと思います。そうなると、もはやこだわりが無ければ、だいたいサブスクを利用することで、機動力を維持することができるということです。

所有することの意味を考え直す

私は、サブスクの普及で、所有することの意味が変わってくると考えています。

 

モノを所有するということは、維持費や、もしかしたら税金のような費用がかかります。どんどん古くなり時代遅れになっていき、そして何より時代や環境が変化しても、すぐに変えたりして対応することができません。

 

モノをサブスクで利用するのではなく、所有するということは、そのモノに対して、激しい愛があるということだと思います。もし、そこに愛がないのに所有しているのであれば、デメリットが多くなっていることを認識するべきだと思います。

 

私もまた、「変化に対応するためには何をサブスクにしていくのか」、そして「自分が愛をもって所有したいモノは何なのか」というのを見直していきたいと思います。

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