こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
インプットの重要性
仕事など、自分が取り組んでいる活動において、常に良質なアウトプットをしていくには、インプットが非常に重要です。
自分の中に様々なことを取り込んでいくインプットの質や量によって、アウトプットできるものが変わってくるからです。インプットは、原料のようなもので、この原料の質が良ければ、アウトプットとして出てくるものも良くなっていきます。
インプットには様々な種類があります。
一番良いのは「自分が生で経験すること」です。経験したことは、自分の五感を使って様々な角度で情報がはいってくるので、情報の密度が濃く、また内容を消化するのにも時間がかかりません。
しかし、時間も限られているので、なんでもかんでも経験することというのは、現実的に難しいです。
インプットの中で、最も手軽なものの一つは読書や動画・音声コンテンツの視聴です。読書は自分のペースでインプットできますし、動画や音声コンテンツは、短くまとめられているものが多いため、素早くインプットするのに有効です。
しかし、コンテンツからの出力をただ受けるという一方通行なものになるため、情報の密度としてはどうしても少し薄くなります。
自分が経験するよりも薄いが、コンテンツよりも濃いインプットの方法としては、単純ですが「人の話を聞く」というのがあります。
人と会って話を聞く
私は、自分が経験する以外で、もっとも良いインプット方法は人と会って話を聞くことだと考えています。
人の話は、その人の生の経験の話です。そこには、自分が経験する場合と同じように、その人が感じたことなどが含まれて重みがあります。
たとえそれが昔の話であっても、その人の今の気持ちを加えたり、現在の状況に置き換えたりして話してもらえれば、現在の状況にリンクさせやすいタイムリーな話になります。タイムリーであれば、自分の今の状況で、応用しやすいということです。
こうしたことは、常に過去の情報であり、補足説明が少ない本などのコンテンツにはないメリットです。
また、自分が疑問に思ったことなどをその場で聞くことも可能になります。自分の理解の確認や、条件を変えた場合はどうなのかなど、その人の経験を、あたかも自分用にカスタマイズしたかたちでインプットすることも可能です。
人に会えるというのは貴重な機会
コロナの影響でめっきり人と直接会う機会が減ってしまいましたが、緊急事態宣言も解除されたので、これからはもう少し人と会って話を聞くことができるようになるでしょう。
コロナのおかげで、「人に会って話ができる」というのがどんなに貴重で素晴らしいことかが分かりました。
これからは、少しずつになるかもしれないですが、人と合う機会を増やして、色々な話を聞きたいと思います。