人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

資格は実践経験と連動していたほうがよい

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

様々な資格

転職をする際などに提出する履歴書には、取得している資格などを書くと思います。

例えば、英語の能力を証明したい場合は、TOEICのスコアを書いておくなどしておくと思います。

 

資格や、スコアが書いてあると、ある程度その人の実力の参考になると思います。特定の業務に関する専門知識の資格をとっているのであれば、少なくともテキストにかかれている知識はあるものと考えられます。

 

しかし、何事もそうですが、知っていることと、できることというのは違います。

資格を持っているので、知識はあるのですが、いざ実務を行うとなると、どうしてもテキスト的な知識だけだと、力不足になる可能性は高くなります。

資格は実務経験があるものを取る

業務に関する資格を取る場合、まずは実務経験のある仕事に関する資格から取得していったほうが良いと思います。

 

職種を変える時であるとか、専門分野を変える場合に、その分野に関する資格を前もって取る方もいると思いますが、どうしても経験がないので、テキスト的な知識となってしまい、基礎的な知識があるものの、どうしても実際とは異なる面が目立ってしまいます。

 

難関資格であると、その資格をもっているということで、期待のハードルがあがってしまい、余計に評価が下がってしまうリスクもあると思います。

 

そうであるなら、自分が関わっている実務に関する資格を取ることによってより、実力に対して、さらにお墨付きをつけるように強化するほうが良いように思います。

 

資格がなければその仕事ができない業務独占資格は、もちろんとらないと仕事ができないのでダメですが、実力を証明するための資格は、実務経験となるべくあっていたほうが良いと思います。

知識だけの資格は優先度を下げる

たとえ資格を取っていたとしても、テキストの知識だと、どうしても実務とのギャップがでてきてしまいます。

 

実務がなくても、補助的な知識にはなると思いますが、あまり経験が積まれていないため、結果に結び付けられるところが少なくなってしまう可能性があります。

 

経験をもっている業務に関する知識に対して資格を取るようにすれば、その周辺にある情報で自分が携わっていないところに関しても学ぶことができますし、新たな関係性を理解できたりもするので、より高い効果が得られると思います。

 

資格を取る場合は、それが自分のやろうとしていることに対して、どういう意味を加えることができるのかをしっかり検討すると良いと思います。

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