こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
相手に対する期待
普段、無意識に相手に対して期待してしまうことがあります。
期待してしまう対象としては、家族のような近しい人ばかりではなくて、同僚やお店の店員さん、駅員さんなども含まれます。
「きっとこうしてもらえるだろう」という期待は、常にあるように思います。
もし相手が、自分が期待しているのとは違う行動をすると、とても気分が悪くなると思います。
多くの場合、前もって相手に「こうしたことを期待している」と、伝えているわけではないので、それに対して気分を悪くするというのは、なんだかおかしな話です。
何かしてあげた相手が、わけも分からず不機嫌になるわけですから、してあげた側は、まったくわけがわからないと思います。
こうして自分が勝手に抱いている期待と違うからといって、嫌な顔などをすると、自分だけではなく、相手も気分が悪くなり、全体的に不幸な結果に終わります。
期待しないようにする
自分以外の人に対して、なるべく期待しないように心がけると良いと思います。
期待というのは、「こうしてくれると思っていた」や、「これが当たり前だと思っていた」という考えをなるべく持たないようにするということです。
何も期待していなければ、もし、相手が自分の思っていることと異なる行動をしたとしても、あまり気になりません。最初からなにも期待していないので、裏切られた感覚もなくなります。
これは、言うのは簡単ですが、やるのは結構たいへんかもしれません。
もし、難しいようなら、「私が期待していたことはこうです」と、はっきり相手に伝えるようにしたほうが良いと思います。
そうすれば、もしかしたら、相手がその期待に答えるようにやり直してくれるかもしれません。
または、期待のハードルをものすごく下げるという方法もあります。
求めているレベルが相当低いので、少しでも相手ができていると、ものすごく嬉しくなり、とても気分が良くなります。
なんでも感謝できるようになる
まったく期待しないようにするというのは、なかなか難しいとおもいます。
そうであるなら、期待値を正確に伝えるか、期待のハードルを下げることによって、気分を害する機会を極力少なくすることができると思います。
特に期待のハードルをさげるのは、相手との期待値調整も不要なので、簡単な方法です。しかも、ハードルを超えてくれた場合は、とてもうれしい気分になります。
相手への期待をうまくコントロールすることで、自分も相手も気分良く過ごせる時間が増えると思います。