こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
一つだけの正解
普段生活をしていたり、仕事をしていたりすると、様々な問題が発生します。問題だけではなく、ずっと懸案になっている課題なども含めると、その数はとても多くなります。
これらの問題を解決するためには、何らかの方法や行動を考える必要があります。しかし、気を付けていないと、「唯一ある正解」を探してしまうことがあります。
これは、試験などで決められた答えがある問題を解いているような感覚と同じで、必ず正しい正解があるはずだと考えてしまうことです。
正解はなく、選択があるだけだと考える
試験問題などで出てくる問題には、正解があります。
学校教育などで、一つの正解を追いかけることに慣れてしまっているのかもしれないですが、実社会にもこうした唯一の正解があると考えてしまいがちです。
そのように考えてしまうと、思考の範囲がかなり狭まってしまいます。
具体的には、何か事象が合った時に、テキストに書いていそうな答えを探してしまうということです。
実際には、唯一の正解はないので、かなり狭まった考察になってしまうことが多くなります。これでは自由な発想も出てきませんし、思考も停止してしまいます。
考えるときは、一つの正解があると思わないようにして、正解を探すというより、「思ったことを選択」すると考えるようにします。
間違いを恐れすぎない
世の中の多くの事象には、唯一の正解がないのに、正解を探そうとしていることが多いです。
ないものを探すわけはないと思いがちですが、このように行動している人は、自分も含めて、実際にはかなりいると思います。
何かを突然意見を求められた時に、自分がどのように思考するか実験してみてください。唯一の正解を探そうとしたり、間違いを恐れて黙ってしまうことがあると思います。
実際は、意見を聞かれているだけで、正解はないため、間違いというものがそもそもありません。従って、自分の考えを選択して発言するだけで良いのですが、どうしても間違いたくないと思ってしまい、発言を躊躇するように思います。
間違ったり、場違いな回答であっても問題ない場面は、本当に多いです。むしろそうしたところで発言した方が良い場合もあります。
しかし、正解を気にしていると、こうした場でも実力を発揮できなくなります。「唯一の正解はない」と思っていればこうしたことは回避できます。
これからは、あまり正解ばかりをねらわないようにして、自分の考えをもっと発言できるようにしたいと思います。
これからも正解ばかりを気にしないで、もっと自由に発想できればと思います。