人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

率直に話すことで時間もコストも削減してスピードもあげる

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

 

人を傷つけないようにする言動

率直な言動というのは、デリカシーに欠けるので、通常はあまりしないものです。

例えば、同僚が少し太ってきたとしても、ハッキリ「太りましたね」とはあまり言いませんし、会議の資料が少しおかしくても、全員がいる前でわざわざ細かく指摘したりはしないものです。

 

このように、周りの雰囲気を悪くしてしまわないように、普通は思ったことをそのまま発言しないようにすると思います。

 

特に日本人は、こうした「空気を読む」ということをして、場の雰囲気を乱さないようにする傾向が強いように感じています。こうした行動は、もはや無意識の領域に達しており、あまり相手を怒らせないような言動や話し方を自動的にしているように思います。

仕事の場では率直に話すようにする

仕事において、こうした場の雰囲気を乱さない空気を読んだ発言をしていると、多くの弊害が生まれると思います。

 

例えば、明らかに方向性や課題の中心が間違っているのに、「既に前の担当者が予算を割り当てたから」、「以前からの慣習だから」という理由で、ずっと続けられていることがあります。こうしたことは、よく考えてみればやめたほうが絶対に良いのに、誰も率直に指摘しないため、中止されずに続けられることになります。

 

もし、誰かが「それは間違っている」と、率直に発言すれば、それに関わっている人達の時間や、必要な予算を削減することもできますし、空いたリソースで他のことを行うことができるようになります。

 

これは、別に他人や他部署を攻撃しているわけではありません。

もし、発言して相手が不快に思ってしまうようなら、それはビジネスではなく、自分のことを考えているだけだと思います。仕事の上では、率直な態度で多少空気を読まずに発言したほうが、ビジネスとしてうまくいくようになると思います。

 

良い人になりすぎず、多少鈍感になって話せるようにする

ビジネス では率直に話すことが本当に大事です。場の雰囲気を乱さないようにすれば、相手と良い関係性を維持できますが、それ以外に良いことはなく、むしろデメリットのほうが多くなります。

 

空気を読むよりも多少鈍感な人になって、間違いを指摘したほうが、無駄な時間とコストを削減できますし、スピードをあげることもできると思います。

 

話し方などは、多少気をつけたほうが良いと思いますが、自分もなるべく率直に話せるように努力したいと思います。

 

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