人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

意見を言ってもらえるような環境をつくる

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

率直な指摘

企業の中の文化にもよりますが、役職者などの上の立場の人に、下の人間から間違いの指摘などをするというのは、なかなかハードルが高いことだと思います。

 

同じ場所に少人数しかいないのであれば、まだ言える状況かもしれませんが、大勢がいる場だと、さらにハードルが高くなると思います。

 

間違い以外のことでも、何かしら指摘された側は、気分が良いものではないでしょう。ネガティブな気分になったり、指摘した相手に対して負の感情を抱いたりしてしまうかもしれません。

 

指摘する側も、周りの雰囲気が悪くなったり、相手を怒らせてしまったりしてしまう可能性があるので、ほとんどの場合言わないことになるでしょう。

 

しかし、こうした率直な指摘を言えるようになると、軌道修正を素早くすることが可能となり、組織としては大きなプラスとなります。

 

従って、なるべく意見を言いやすい環境というのが重要になってきます。

意見を言いやすい環境をつくる

まず、周りから意見がほしいという旨をハッキリと伝えて、聞く姿勢を示すということが重要です。

 

図星な意見などを言われると、多少気分が悪くなりますが、何を言われたとしても、それが「自分への攻撃ではない」、「組織にとって良いことだ」と考えるようにします。

 

意見や指摘をくれた人には、きちんと感謝を伝えるようにして、これによってチームとしてのパフォーマンスに良い影響があったことを伝えます。

 

同じように自分からも、組織のためになると思える部分があれば、意見をなるべく言うようにします。その際には、全体的に良くしようというポジティブな気持ちを持ち、思いやりをもった指摘を心がけます。

 

こうして、率直な意見を言い合える環境が徐々に整っていけば、組織としてとても良い形になります。

意見を言える雰囲気づくりが重要

率直な意見を出し合えるようにするには、組織内の雰囲気作りが重要です。まずは、小さなチーム内だけで試してみます。

 

気をつけたいのは、ネガティブな方向性でしか意見を言えない人や、マウントをとってくる系の人が一人でもいると、途端に機能しなくなるという点です。

 

こうした人は、そう簡単には変わらないので、チームに加えない方向を考えたほうが良いです。

 

率直な意見は、組織の改善スピードを劇的に向上させます。

意見や指摘を言いやすい環境をつくって、良いチームとして機能できるようになると良いと思います。

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