人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

怒りを制御するための合図を決める

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

怒りの気持ち

日々生活をしていると、どうしても怒りの気持ちが湧き上がってくる場面があります。怒りの気持ちは非常に強い感情なので、どうしても相手を傷つけるようなことを言ってしまったり、ものにあたってしまったり、大きな声になってしまったりしてしまいます。

 

例えば、上司が部下に対してこうした感情をぶつけてしまうと、部下にとっては大変大きなインパクトになります。終身雇用が当たり前であった一昔前であれば、ある程度こうしたことがあっても、部下は辞めたりしなかったと思いますが、今では「感情をコントロールできない上司」と見なされ、あっという間に辞めてしまう部下もいます。

 

怒りの感情は、それを向けられた人だけではなく、周りに対しても緊張感や負の感情を伝搬させるため、他にも悪い影響がでる場合があります。このため、怒りの気持ちをうまくコントロールして、感情を沈め、冷静に対処できるような方法を考えておく必要があります。

怒りを抑える合図を決める

怒りの感情が湧き上がってきたときには、まず怒っている自分を認識して、感情のコントロールを開始できるようにする必要があります。そのキッカケとして、なにか合図のようなものを決めておいて、その合図によって感情のコントロールをしなければならないことを思い出すと良いと思います。

 

合図は何でも良く、例えば、身体を伸ばすであるとか、指を鳴らすであるとか、好きなものを決めておけば良いと思います。ちなみに自分の場合は、怒りを感じた瞬間に、ものすごく大きく息を吸うことにしています。

 

呼吸は、自律神経による無意識的な制御に加えて、意識的にも制御できるため、身体とのつながりが深く、感情のコントロールにも繋がりやすいためです。深く呼吸をすることによって、「自分は今怒っていて、この感情は、コントロールしなければならないんだ」と言うことを思い出すことが可能になります。

怒りを制御して周りに迷惑をかけないようにする

怒りは、自分にも周りにもあまり良い影響を与えません。感情に任せて行動すれば、まわりに悪い影響を与えるだけです。怒った時は、深く呼吸をするなどの合図を決めておき、感情の制御が必要であることを思い出すだけでも、冷静さを取り戻しやすくなるように思います。感情をうまく制御して、気分良く過ごせる時間を増やせると良いと思います。

f:id:shingotjp:20210622194046j:plain