こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
ゴールへの遠い道のり
何かに取り組む時、最終的なゴール(目標)への道のりが長すぎると、途中で挫折してしまう可能性が高くなります。道のりが長いため、途中で目標や意義を見失ってしまったり、予期せぬ出来事が起こってしまうなど、様々な障壁が現れます。
こうした障壁によってプロジェクトが進まなくなってしまうと、いくら良いアイディアやゴールがあったとしてもそれを実現することが難しくなってしまいます。
複数のフェーズに分ける
ゴールまでの道のりが遠い場合は、そこに至るまでの道のりを、複数の段階に分けて考える方が良いです。各段階には、明確なゴールを設定し、達成を確認できるようにします。
確認できるというのは、社内の他部署や経営陣、外部の顧客に公開などして、当事者以外の第三者が確認できるかたちにするということです。
例えば、会社のWebページをリニューアルするプロジェクトがあるとして、その中のコンテンツが三つの階層に分かれているとしたら、その階層ごとに、第一から第三フェーズまでに分けて、それぞれ公開するようなかたちです。
この場合、第一フェーズである第一階層の公開が最初のゴールとなります。完成したものは公開されますので、ゴールの達成がわかりやすく、達成感もあると思います。遠くて大きなゴールであっても、こうして複数のフェーズに分けて、それぞれのゴールを達成していくことで、達成感を味わえる回数を増やし、モチベーションを継続することができるようになります。
フェーズに分けて進めていくと、そこまで作業した段階でわかった課題なども洗い出すことも出来ます。例えば、「第二フェーズの一部は、構造上第三フェーズと一緒に作った方が良い」などです。こうすることで、プロジェクトの軌道修正を行うことが可能となり、結果的に早く作業を進められたり、完成度を高めたりすることが可能になります。
確実なステップでゴールを達成する
プロジェクトでゴールが遠い場合は、複数のフェーズに分けて、それぞれにもゴールを設定し、第三者が達成を確認できるように公開すると良いと思います。各フェーズのゴールを一つ一つ達成することによって、モチベーションを維持しやすくなりますし、フェーズに分けることで少なくともプロジェクトが進行するため、あらたな課題の洗い出しも可能となり、プロジェクト全体の完成度も上がります。
フェーズの分け方が重要になってくると思いますが、期限内にほぼ達成できる程度の強度が個人的には良いように思っています。あまりにも各フェーズのゴールがギリギリ過ぎると、達成できなくなる場合が発生し、未達に終わると、ある程度モチベーションが下がってしまうためです。また、無理やり達成しようとして、雑な成果物になる恐れもあるためです。
程よくできそうなゴールを各フェーズに設定していくことで、大きなゴールを達成できるようになれたら良いと思います。