人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

午前と午後でやることの傾向を変えてみる

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

 

1日の中での意志力

何かを自分から主体的に行う時に使う力のことを、自分の中では「意志力」と呼んでいいます。この意志力は、1日を通して一定ではなく、朝起きてすぐの時は、充分休息が取れているので、意志力が多くある状態です。この意思力は、色々な選択や、行動を行うことで消費していきます。

 

お昼を過ぎて午後になってくると、だんだんこの意志力がなくなっていきます。何かする力もだんだんなくなっていき、夜になるとほぼ尽きている印象です。

 

午前中と午後で、この意志力に変化があるのであれば、自分が取り組んでいることに対して、この意志力の使い方を調整しながら進めたほうが良いように思っています。

 

午前と午後で大まかにやることの方向性を変える

午前中は、意志力が豊富にあるので、選択が必要であるとか、慣れていないことをやるであるとか、すこし気合が必要なことに使うほうが良いと思っています。

 

例えば、自分から発信していかなければいけない制作物や、クリエイティブな作業などに使います。大まかに言うと、アウトプットの作業を集中させます。

 

午前中にアウトプットを集中させるのであれば、例えば社内の打ち合わせや、取引先との面談などは、継続的なアウトプットを必要とすることが少ないので、午後にもっていくほうが良いということになります。

 

逆に午後は、自分から何かを出していくと言うような作業よりは、外からの入力に時間を使うと良いように思います。意志力が枯渇してくるので、どちらかというと、情報収集や、話を聞くミーティングなどに時間を振り分けると良いでしょう。

 

限りある意志力を効率的に使う

午前は主にアウトプット、午後はインプットといったかたちで、細かくやることを決める前に、大まかな時間の使い方の方向性を決めることで、限りある一日の中の意志力を有効に活用しながら、無駄なく時間を使えるようになると思います。


大まかな方向性を決めておくことによって、予定を組む時のガイドラインにもなります。「これは意志力を使いそうだ」とか、「これはそこまで使わないだろう」という判断基準があれば、午前中に予定をもっていけば、パフォーマンスが上がるなどといったことも予測できるようになると思います。

 

夜型の人などもいると思いますので、自分にあったかたちを見つけて、大まかに方向性を決めることで、意志力を有効に使うことができるようになると思います。

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