人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

交渉の際は相手の状態も考慮する

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

交渉をする時

誰かと交渉する場面というのは、仕事やプライベートでも多くあると思います。仕事の場合は、依頼事項や、上司に決済をお願いする場合など、様々な場面で交渉が必要になります。

 

交渉をする場合は、背景説明や検討を依頼したい事項、判断基準など、事前に準備をして、交渉する相手が検討しやすいようにします。

 

資料や説明の仕方などを準備して、交渉に臨むわけですが、時々トラブル等の相手の都合で話す時間が短くなってしまうことがあります。

 

このような予期せぬ状態になると、うまく交渉できなかったり、相手の反応があまり良くなかったりして、結果的に交渉がうまくいかくなることがあります。

 

なるべくうまく交渉が進むようにするには、自分側の準備の他にも気を付けたほうが良い点があります。

相手の状況も考慮する

交渉する際は、相手の状況も考慮に入れるように気を付けます。

 

具体的には、相手の予定や状況を確認、あるいは予測して、交渉相手が話を聞きやすかったり、決断しやすいタイミングに話をするようにします。

 

同じ組織であれば、相手の予定を見ることができると思いますので、予定を確認して、前後にあまり重い会議などが入っていないところを狙います。

 

違う組織で相手の予定が見えなくても、普段からお付き合いのある人であれば、なんとなく普段の予定を聞いておいたりします。

 

他にも交渉相手の周辺の人から、休みの予定などを聞けたりすることがあります。こうした場合は、ぼんやり聞き流さないで、きちんとメモして把握しておきます。

 

繁忙期であれば、終わったあとにお話したほうが良いですし、休み明けであればリフレッシュしているので、話も聞いてくれやすくなるでしょう。

 

また、夕方よりも午前中の方が、決断に使う意志力が多く残っているものです。そのため、決済などの話をするのであれば、午前中のほうが有利になる場合があります。

相手に配慮しながら交渉する

普通は、交渉するための事前準備など、自分側の事に注意が向いてしまいます。しかし、実際は、交渉する相手がいるわけなので、話を聞く側の状況も大事にすべきです。

 

交渉相手の回答次第で状況が変わるのであれば、相手の状態のほうがむしろ重要となります。

 

相手も人間なので、疲れていたり、機嫌が悪ければ、交渉がうまく行かない場合があります。

 

これからも、自分のことばかりにならないように、相手にも配慮したかたちで交渉をしていきたいと思います。

f:id:shingotjp:20211210182812j:plain