人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

苦手な作業を詳細に把握する

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

苦手なこと

苦手なことというのは、誰にでもあるものです。理由としては、なんとなくうまくできなかったり、やる気がおきなかったり、その作業自体がきらいだったりと様々なものがあります。

 

こうした苦手とする事は、他の得意な人と比べると、動作も遅くなりますし、品質も悪くなります。

 

そうした事は、自分ではなく、できれば他の人に任せた方が、自分も含め、他人もチーム全体にとっても有益です。

 

しかし、「自分が苦手なことを言ってください」と聞かれると、「人前でしゃべること」や、「単調な作業」などといった回答になり、この状態だと少し大雑把過ぎて、他の人に任せたりする機会も減ってしまいます。

 

苦手な作業を他の人と効率よく分担していくにはどうしたらよいでしょうか。

苦手な作業を詳細に把握する

もし、他の人が取り組んでいる仕事や作業の中で、過去自分が取り組んだことがあるものがあったら、その様子を注意深く観察します。そして、その作業スピートと品質を自分のものと比較してみます。

 

比較してみて、自分の方が良かった、もしくはそれほど変わらないのであれば、その作業は苦手なわけではありません。しかし、圧倒的に他の人がやったほうが早かったり、出来栄えがよかった場合、それは自分が苦手としている事の可能性が高いです。

 

例えば、自分がやった場合、契約成立まで6ヶ月かかったものが、他の人がやった場合、もっと好条件で3ヶ月でできていたなら、自分は契約交渉作業を苦手としている可能性が高いです。

 

人のほうが優れているというのは、認めたくないかもしれませんが、人には得手不得手があるので、気にしないようにします。自分では、全くできないというわけではありませんし、他の人が苦手なものを自分が得意な場合だってあります。

 

ここで大事になのは、その圧倒的な差があったことを覚えておいて、次回それをやるかどうか迷ったときは、さらっと人にお願いできないか検討することです。

苦手な作業は素直に人に頼む

自分でもできないわけではないのですが、人がやったほうがはやかったり、できが良いのであれば、頼んでしまったほうがお互い幸せです。

 

苦手な作業を交換するということは、お互い得意な作業に集中できるということで、チーム全体のパフォーマンス向上にも繋がります。

 

苦手なことは、できればリストアップしておいて、すぐに判断できるようにしておくと便利です。

 

得意なことや苦手なことがわからないうちは、何でもやったほうが良いですし、苦手を克服する作業も必要かもしれません。しかし、ある程度分かってきたら、素直に得意なことに集中するようにしたほうが良いです。

 

これからも、自分の苦手なことは他の人にお任せして、自分の得意なことで世の中に貢献できればと思います。

f:id:shingotjp:20211201082832j:plain