こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
要領が良い人
世の中には、要領がとても良い人というのがいるものです。なんでも適度にこなし、特に苦労しているようにも見えず、爽やかな顔をしながら多くのことを成し遂げています。
大変多くのタスクがあったとしても、期限に間に合わせ、しかも仕上がりもとても良いものとなっており、どうしたらそんなことができるのかと不思議に思うほどです。
こうした人は、周りからの評価も高く、常に成績も良いのに、プライベートもきちんと確保し、家族との時間もしっかりと持っています。
こうした人達が、どうして色々なことを要領よくできるのかを注意深く見ていると、いくつか共通点があるように見えます。
優先度の低いことを容赦なく切り捨てている
要領の良い人は、優先度の低い事を見極めて、それらに時間を費やさないようにしています。
これは、いくら期待している人がいようと、優先度が低いと判断したものに関しては、無慈悲に切っているということです。簡単なように聞こえますが、人によっては勇気がいる行動です。
同調圧力が強く、協調性が重んじられる日本社会においては、なるべく全ての人に良く思われたいと思うものです。
要領の良い人は、優先度の低いことを断るか、後回しにする必要があります。従って、普段から断ったり、後回しにしても許されるように振る舞っているか、憎めないキャラクターを作り上げているなど、リスクをカバーする行動をしています。
性格的にこうした優先順位付けが自然にできる人もいます。
こういう人は、「自分にはこれしかできない」と思っているか、「自分はこれが苦手」というものがハッキリしています。このため、優先度の低いことを自然とやらなくなり、結果的に要領が良い人になっていきます。
やらないことを決める
要領良く事を進めるには、やらないことを決める必要があります。そして、やらないことを決めたら、それを無慈悲に実行する勇気が必要です。
時間を確保しなければ、優先度の高いものを処理することはできません。優先度の低いものをやらないことで、その時間を確保するのです。
誰かに迷惑がかかる場合は、後からフォローするか、普段から良好な関係を継続する必要があります。
状況や立場によっては、ハードルが高い行動かもしれませんが、時間を有効に活用できるように、こういった勇気ある行動をできるようにしていきたいと思います。