こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
プレゼン中にしゃべることを忘れる
説明会などでスライドを使用したプレゼンテーションを行う場合は、事前に資料を用意したり、しゃべることを考えたりするものです。
作っている最中は、頭の中にしゃべろうと思っていることが浮かんでいますので、特に問題はありません。しかし、実際に人前で説明をしていると、色々なことが起こります。
例えば、機材のトラブルで調子が崩れてしまったり、スライドの枚数が多すぎてしゃべることを忘れてしまったり、理解が薄い内容があったりなどです。
プレゼン中に頭が真っ白になって、無言の時間ができてしまうと、聞いている人達は不思議に思いますし、しゃべっている自分も緊張してきて、余計にうまくできなくなったりします。
たとえ何かあって頭が真っ白になって、しゃべることが思い浮かばなくなっても、大丈夫なように、対策をしておくと便利です。
忘れた時に読むフレーズを入れておく
各スライドで言いたいポイントは、必ずスライドの同じ場所に書いておき、しゃべることを忘れた時はそれを読み上げるようにすることで、頭が真っ白になっても、継続してしゃべることができるようになります。
例えば、各スライドの最初か、下部に、そのスライドで言いたいポイントをまとめた一言を必ず書いておきます。
そして、もし、しゃべることが思いつかなくなったり、論点がずれてきてしまったりしたら、その一言を読み上げるようにするだけです。少し話し言葉に置き換えて読むようにすると自然なかたちになり、文を呼んでいるようには聞こえなくなります。
ポイントは、「わからなくなったら、ここを読む」ということだけを覚えておくことです。これくらいであれば、どんなに頭が真っ白になっても、うまく喋り続けることができるようになります。
1枚のスライドには、言いたいことを1つに絞ったほうが分かりやすくなります。この一行を書いておくだけで、聞き手も分かりやすくなりますし、しゃべる方もバックアップとして使用することができるため、一石二鳥のメリットがあります。
シンプルなルールだけ覚えておく
「わからなくなったら、ここを読む」というシンプルなルールと、決まった場所にキーワードを入れておくだけで、どんな状況になっても、スムーズにプレゼンを続けることができるようになります。
時々、しゃべることを忘れないように、何でもかんでもスライドに書く人がいますが、そうなるとポイントがわかりづらくなり、聞き手としてはあまり良いプレゼンではありません。
また、内容が多すぎると文字が小さくなってしまい、そもそも読めないという状態になり、聞き手の聞こうとする意欲をそいでしまします。
この方法にすることで、「1スライド、一つの言いたいこと」というシンプルな作り方ができるようにもなります。
こうしたバックアップを用意することで、自信をもってプレゼンに望めるようになると良いと思います。