人生のヒント

人生や仕事をする上で役に立つヒントを書いています。外資系IT企業で働くビジネスマンとして、仕事の中で学んできた知識を共有していきたいと思っています。

英会話上達のコツ:使わなければならない状況をつくる

こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。

英会話の練習

英語が話せるようになると、仕事の幅は格段に広がります。話せるようにするために最初に思いつくのは、やはり英会話スクールや個人のトレーナーとのレッスンです。

 

しかし、英会話スクールでのレッスンだけで、しゃべれるようになった人は、不思議とあまり見かけません。もちろん、全く通っていない人よりはしゃべれるようになっていると思いますが、それでも稀だと思います。

 

一方で、留学経験があったり、外国人の知り合いや恋人、家族がいる人というのは、基礎はあまりなくても、いわゆる実用的な部分だけしゃべれるようになっているように思います。

 

英会話スクールではきちんと体系的に学べているのに、なぜこういった事が起こるのでしょうか?

 

この二つの状況の違いに、なにか英会話を上達させるためのヒントがあるように思います。

英語を使う状況をつくる

英会話を上達させるためには、実際に英語を使う状況をつくってしまうのが効率が良いです。

 

先の例でもあったように、留学経験があると、周りが英語をしゃべっているので、英語を使わないと生活ができない状況になります。

 

聞き取れなければ授業の内容などもさっぱりわかりません。急に発言をもとめられることや、様々なトラブルもあるでしょう。

 

外国人の友人がいる場合でも同じで、例えば予定をあわせたり、身の回りのことの話をする際は、英語を使わなければ意思疎通ができず、友達や恋人関係を維持できません。

 

こうした、英語を使わなければならない状況にすることで、より実践的な「今使いたい英語」を身に着けていくことができるようになります。

 

具体的には、使おうと思っていた内容や、使いたいと思っていて言えなかった内容などを都度覚えていくいきます。

 

こうすることで、より自分の生活に身近な必要となる英会話が身についてくると思います。

言葉は経験として学ぶ

英語に限らずですが、実際に自分が英語を使って体験した出来事は、強い経験として残り、それに結びついて関連した会話の内容も強く記憶に残っていきます。

 

言いたいことが言えない悔しさや、とんでもない間違いで大恥をかいた体験などがある場合は、その時の感情とともに、言い回しなどを記憶に残しやすいです。

 

言語は道具なので、実際に使ってみないとうまく使えるようになりません。

 

ある道具を使うのに、マニュアルを熟読したり、構造を理解しても、うまく使えるようにならないのと一緒です。

 

外国人のお客様を迎えに行くなど、仕事で英語を使わなければいけないものを率先して引き受けるなどして、無理やり使わざるを得ない状況を作ると良いと思います。

 

しゃべれないからといって、こうしたものから逃げてばかりいると、いつまで経っても上達しません。

 

大いに失敗して大恥をかいた分、失敗していない人よりしゃべれるようになります。是非色々と積極的に挑戦してみてほしいと思います。

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