こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
相手に意見を求められた時の対応
友人や同僚から相談されて、意見を求められることがあると思います。そういった時、まずどのように話を聞くかというのが重要になってくると思います。
かなり多いのが、最初から否定で入るパターンの人です。
真面目な人に多いのですが、自分の意見としてダメなポイントを最初からどんどん出していくかたちです。最悪、相談者が話している途中にかぶせて否定してくる人までいます。
いくらその否定意見が正しくても、頭から否定で入られると、どんな人でも少し萎えると思います。さらに、話し終わる前に否定されてしまっては、かなり精神的に強くないと対向できません。
相談している時点で、自信があるわけではないので、これではたとえ良い部分があったとしても、その意見が進められることはないでしょう。
充分に聞いてから理解を示す
まず、相手の話を最後まで聞きましょう。
そして、理解できたポイントや、疑問点などを先に聞くようにします。
言いたいことはたくさんあるでしょうし、否定的な言葉や、自分の経験と照らし合わせて無理だと思える点など、たくさん思い浮かぶと思いますが、ぐっと我慢して最初からその話をしないようにします。
相手は、話を聞いてくれただけで、まず安心しますし、理解を示すことで、こちらからの話も聞こうという気になります。
一通り理解できるポイントを話した後に、自分の意見をいれるというのが最良の方法です。
最後まで人の話を聞くこと
経験を積んでくると、見えることも多くなるので、なるべく早く自分の意見を言いたくなってしまいますが、最後まで人の話を聞くことがなにより重要です。
話を聞かなかったり、頭から否定で入ってしまうと、相手のやる気を恐ろしくくじきますし、最悪今後相談してもらえない状態になります。
「あの人に聞いても、どうせ否定されるしな」と、思われたらもう終わりです。そうなったら、今後あなたの耳には良さげに聞こえる話ししか入ってこなくなるでしょう。それは、相談者にとっても、自分にとっても不幸なこととなります。
人の話を聞くのは、思ったより我慢がいります。まずは、きちんと話を聞いて、理解できるところを探す努力をしていければと思います。