こんにちは、しんごです。
人生に役立つヒントを毎日短い文章で書いています。
どこにでもいる嫌いな人
嫌いな人というのは、どこにでもいるものです。なぜその人が嫌いなのかという理由は、様々なものがあると思います。その人の態度が嫌いとか、言動が嫌いとか、不快なことをいつもされるとか、本当に理由はさまざまになると思います。
その嫌いな人の行動に対して、「なぜ、そんなことをするのか全く理解できない」、「本当に信じられない」といったような感想を持つことが多いと思います。こうして考えると、共通しているのは、「その嫌いな人の考え方が理解できない」と言うものではないかと思います。
嫌いな人から学んでみる
嫌いな人の行動は、理解できません。理解できないという事は、違った価値観をお互いに持っていると言うことです。
違った価値観を持っているため、違った考え方を持っているんだと思います。これは、自分がやろうと思ったらできないことを、その嫌いな人はできると言うことにもなると思います。
従って、嫌いな人の行動や考え方を理解するようにすると、自分にない考え方や価値観を学ぶことができるようになると思います。
例えば、「あの人はいつも何も計画しないで、すぐに突っ走ってしまうから嫌いだ」という人がいるとします。自分の価値観が、「いつもきちんと計画して行動する」というものであり、これが、嫌いな人と異なってしまうため、その人に嫌悪感を持ったのだと思います。
このように、自分と違う行動パターンがあると、ペースを乱されますし、本当に嫌な気分になると思います。
しかし、考えてみると計画をしないですぐに行動できるという事は、自分が持っていない勇気や、行動力があると言う意味なのかもしれません。自分には到底できないかもしれませんが、そこから学ぶことも多いと思います。
自分のように計画をしなかったからといって、必ずしも失敗しているわけではないと思います。もしかしたら、そうした行動の方が、良い場面と言うものもあったのかもしれません。
こうした形で嫌いな人から自分にないものを学んでいくという事は、大いに意義があることだと思っいます。
自分にないものに気付く
もしかしたら、嫌いな人の行動を良く観察することで、自分を変えるヒントを得られるかもしれません。
嫌いな人から学ぶのは、あまり良い気分がしませんが、そこから自分にないものに気付くことができるのであれば、非常に価値が高いと思います。
嫌いな人を自分にないものを映し出す鏡として、そこから多くのことを学んでいけたらと思います。